ウィークリー・マンスリーマンションの5つのメリットと7つのデメリット
短期間の間、今住んでいるところ以外の住まいを探している、もしくは探さなくてはいけない!
そして「できるだけ費用を抑えたい」と考えている時に、ウィークリー・マンスリーマンションも短期契約ができて安いというイメージで候補に入れる方は多いかと思います。
ただ、ウィークリーマンションなどの特徴がイマイチわかりにくい方も多いと思うので、ウィークリー・マンスリーマンションの特徴を、分かりやすく詳しくご説明させていただこうと思います。
ウィークリー・マンスリーマンションの5つのメリット
- 初期費用がかからない(敷金・礼金・保証会社なし)
- 引越し費用が安く済む
- 短期解約の違約金がなし
- 契約が簡単
- 立地条件が良い
この5つの特徴が、ウィークリーマンションにはあります。
またそれぞれの特徴は費用に直結する部分でもあります。
初期費用がかからない
ウィークリー・マンスリーマンションの最大の特徴と言えるのが、この初期費用がかからない部分です。
賃貸マンションなどに住むとなると、想像以上に初期費用がかかりますが、ウィークリー・マンスリーマンションの場合は、この初期費用がほとんどかかりません。
敷金礼金がいらない
実は、ウィークリーマンションは敷金礼金が一切かかりません。
賃貸マンションを契約するとなった際に、もっとも大きな初期費用はこの敷金礼金かと思います。最近では、敷金礼金なしのマンションも出てきてはいますが、基本的には敷金礼金ともにかかる物件の方が多いです。
実際にかかる費用は1ヶ月分〜5ヶ月分(さらに多いところも)と差があり、家賃が10万円であれば10万〜50万は想定しておく必要があると言えます。
保証会社に入る必要がない
ウィークリーマンションは保証会社に加入する必要がありません。
マンションを契約する際に、敷金礼金は誰もが意識していますが、意外と見落としがちなのが保証会社です。最近は保証会社に入ることが増えてきており、費用自体も家賃の1ヶ月分は必要です。
この費用は1ヶ月分といえど、家賃は安いものではないので、無いと嬉しい費用の一つでは無いでしょうか。
家具家電を買い揃える必要がない
ウィークリー・マンスリーマンションは、家具家電が揃っています。
初期費用のうちに考えるかどうかは、その方次第ですが、少なくとも家具家電が全て揃っている賃貸マンションはあまりありません。
やはり、生活をするとなるとシーリングライトやエアコン、大きなものでは冷蔵庫や洗濯機、電子レンジやテーブルなど、必要になるものが沢山あります。
そのため、マンションの契約にかかる費用以外で初期にかかるのが、この家具家電の費用です。
家電量販店に行くと、安く揃うものもありますが、それでも少なくとも数万円はかかります。また、配送料と設置料も必要に応じてかかります。
短期間の住まいなので、購入しなくて済むのであれば、それにこしたことはないですよね。
引越し費用が安く済む
ウィークリー・マンスリーマンションは家具家電がついているので、家具家電を新たに買う必要が無いとお伝えさせていただきました。
そういった意味で、持っていく荷物も少なくなる可能性も高く、積載量と移動量で決まる引越し料金は安くなる傾向にあります。
もちろん、もともと住んでいたところを引き払っての移動であれば、今の荷物を持っていく必要があるので、確実に安くなるとは言い難いところかもしれませんが、少なくとも単身赴任などであれば安くなる可能性は高い部分ですね。
短期解約時の違約金なし
ウィークリー・マンスリーマンションは短期解約でも違約金がかかりません。
最低居住期間の定まっている賃貸マンションの場合、例えば1年未満の解約をする場合、家賃の1ヶ月分を頂戴します。といった違約金が設定されている場合があります。
賃貸されるマンションによりけりではありますが、短期間であればあるほど、違約金の発生リスクが伴ってきます。
初期費用以外に出る時にお金を取られることは、やっぱり避けておきたいとこですよね。
契約手続きが簡単
ウィークリー・マンスリーマンションの契約はものすごく簡単にできます。
基本審査なし・保証人不要
マンションを借りるとなると、まず審査があります。
そして審査にかけてもらうには、保証人が必要なマンションがほとんどです。
ウィークリー・マンスリーマンションは、この審査が基本的にはなく、保証人も必要ありません。
そのため、ささっと契約を済ませることができ、以外と面倒な保証人の手配などの手間も省くことができます。
ネットの回線契約など必要ない
ウィークリー・マンスリーマンションは基本ネットがついている。
賃貸マンションを借りる場合、ネットが無料でついているところもありますが、一般的にはついてないところの方が多く、ご自身で契約する必要があります。
ちなみに、フレッツ光などの光回線を契約すると、安くても4,000円ほど毎月かかります。
立地条件が良い
ウィークリー・マンスリーマンションの割と嬉しいのが、立地条件が良いところです。
賃貸マンションの場合、立地条件が良いとどうしても家賃が高く設定されていたり、初回時にかかってくる費用がどうしても高額になってきます。
ただ、ウィークリー・マンスリーマンションは、駅から徒歩1分の場所もあれば、最寄駅から15分までの便利な立地条件にありながら、初期費用を抑えて住むことができるので、単身赴任などでの利用、受験での利用などにおいて非常に利用しやすいと言えます。
ウィークリー・マンスリーマンションの7つのデメリット
ここまではウィークリーマンションのメリットのみをお伝えしてきましたが、当然デメリットもあります。
ここからは、ウィークリー・マンスリーマンションのデメリットをお伝えしたいと思います。
家賃が割高に見える
ウィークリー・マンスリーマンションは、長期契約を前提としている、通常の賃貸マンションと比較すると、家賃が割高に見えてしまいます。
しかし、賃貸マンションを契約するとした際の、家具家電費用・敷金礼金・解約時の違約金などを踏まえて、1ヶ月で算出すると、3ヶ月ぐらいであれば明らかにウィークリー・マンスリーマンションの方が安い金額になります。
確かに家賃が高く見えるのはデメリットですが、実際に出す料金が賃貸マンションより安いと言うメリットも持ち合わせています。
ファミリー物件が少ない
ウィークリー・マンスリーマンションのニーズは、一般的に出張やビジネス利用が圧倒的に多いです。そのため、単身向けのマンションの需要が高く、ファミリー向けのマンションは少ない傾向にあります。
ペット可能物件が少ない
通常の賃貸マンションを探す際、特集などでペット可能物件を見ることが増えてきている時代ではありますが、そもそもの賃貸マンションの総数から見ると、極々一部です。
また、単身需要が多いため、ペットを連れてくる方もあまり多くはありません。
そんな背景から、ペット可能な物件数が少ない傾向にあります。
賃貸マンションよりも物件数が少ない
賃貸マンションと比較すると、物件数は少ないです。
そもそも、一般的な賃貸マンションは様々なオーナー様が持っている物件を不動産情報特有のシステムに掲載しているため、数は膨大です。
しかし、短期貸しをしているマンションは、家賃が定期的に入るとは限らないためリスクが大きく、サービスとして提供している物件が少ないのが現状です。
よって、ウィークリー・マンスリーマンションの数は通常の賃貸マンションと比べると少ないです。
マンション専用ガレージが少ない
ウィークリー・マンスリーマンションは、需要の多い中心地に多いこと、そもそも短期利用を目的としていることから、マンション付属の駐車場に空きのない物件が多いため、マンション専用ガレージが少ない傾向にあります。
ただ、すべてのマンションにガレージが無いかというとそうではなく、賃貸マンションと比較すると少ないだけで、ガレージのあるウィークリー・マンスリーマンションもあります。
家具家電は選べない
家具家電が常設されているのがウィークリー・マンスリーマンションの特徴ですが、その反面、家具家電を選べないというデメリットが有ります。
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジなどは、基本的にマンションについているものを利用していただく前提となっています。
また、ベッドなどのサイズも間取りや部屋によって大小異なりますが、基本的には選べません。
ただし、電子レンジなどの家電に関しては、こだわりがあるなどの理由から持ち込まれる方もいます。
基本契約前に部屋を見れない
ウィークリーマンションは基本的には、契約前に部屋を見ることができません。
なぜなら、お問い合わせをいただいた時はまだ入居されているケースが多く、その他にも清掃の兼ね合いもあるためです。
また、単純に内見をしていない会社もあります。
そのため、契約をして住める時になって初めて、実際の部屋を見ることができます。
ただし、OneLifeは契約を考えている部屋が空いている状態であれば、実際に見ていただくことも可能としています。
※OneLife独自のサービスで内見をできるようにしています。(お部屋が空いている場合に限ります。)
もしお部屋を見て契約を考えたい方がおられる場合は、大阪・京都・神戸のウィークリーマンション(マンスリー)のOneLifeをご利用ください。
ウィークリー・マンスリーマンションと賃貸マンションで選ぶ基準は8ヶ月〜1年間住むかどうか
ウィークリー・マンスリーマンションは、ここまででお伝えしたように、初期費用がほとんどかかりません。
しかし、その分、家賃が通常の賃貸マンションよりも少し高めに設定されています。
マンションによって費用は異なるので、明確な数字を出しづらいところではありますが、イメージとしては1年以上住む場合は、賃貸マンションを借りた方が安い場合が増えてくると言われています。
そのため、多少初期費用がかかっても、1年〜2年間の想定でマンションを借りる場合は、通常の賃貸マンションにする方が最終的には安く済む場合も多いので、狙っている立地やマンションがあれば、見積もりを出してみるのをお勧めします。
とはいえ、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月といった短期間であれば、ウィークリーマンションの方が初期費用を含めて考えても圧倒的に安く済みます。
短期間でも住む場所を探している方は、賃貸マンションを探しながら似たような立地のウィークリーマンションと費用を比較してみてください。
ウィークリー・マンスリーマンションについてのまとめ
ウィークリー・マンスリーマンションは非常に多くのメリットを持っています。ただ、これはあくまでも賃貸マンションを契約する時と比較した際の特徴です。
とはいえ、今の日本において、短期間で住める場所を探そうとすると、選択肢は3つになるかと思います。
- 賃貸マンションに住む
- ホテルに住む
- ウィークリー・マンスリーマンションに住む
他にも親戚の家にお邪魔するなどもあるかと思いますが、これは除外させていただいております。
実際に、住まいを考えるとホテルは好きなように生活できない、支払いも数日置きにこまめにする必要があるうえに高額というデメリットはあり、賃貸マンションは初期費用が非常に高額になるというデメリットがあります。
そんな中、ホテルよりも安く、またプレイベートも保ちつつ、賃貸マンションのように初期費用をかけたくないと言った要望に答えられるのは、ウィークリー・マンスリーマンションです。
ただし、家賃だけで見ると、通常の賃貸マンションよりは少しだけ割高になっています。
とはいえ、初期費用がかからないことを加味すると、1年未満の居住であれば、大抵においてウィークリー・マンスリーマンションが安い!と言えます。
大阪・神戸・京都でウィークリー・マンスリーマンションを探してみようと思う方はこちらをご覧ください。