【格安】京都に連泊する3つの確実な方法:観光や長期出張で1週間程住む人向け
京都といえば、国内外問わずたくさんの観光客がやってくる、大人気の観光スポットです。
とにかく見るところがたくさんあり、実際に京都旅行に行かれた方からは「1泊や2泊ではとても足りない! 3泊くらいした方がじっくり見られるよ!」と言われることもあります。
もしも時間に余裕があるなら、3泊4日と言わず1週間くらい京都に滞在し、古都を味わい尽くすこともオススメです。
また、旅行ではなく仕事で京都に長期滞在することになり、そのついでに京都の観光を楽しみたいという方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、京都に「格安」で連泊(長期滞在)する方法を3つ、ご紹介したいと思います。
京都の旅館やホテルに格安で連泊するのは難しい
1泊や2泊ではなく、3泊4日以上の京都旅行をする場合は、1泊あたりの宿泊料金を抑えたいところですが、京都は時期によってホテルや旅館の宿泊料金の値上がり額が大きいので、なかなか難しいのが現状です。
特に、紅葉シーズンである11月~12月、桜のシーズンである4月には、通常シーズンの価格より高いところだと2~3倍宿泊料金は値上げされます。
もちろん、それが週末であれば更に料金は高くなります。
「京都に格安で連泊したい!」と考えられている方の中にも、これらのシーズンを狙って行く方がいらっしゃると思いますが、”紅葉の時期に旅館に7連泊!”なんてしてしまうと、宿泊料金だけで旅行に使うお金はとんでもない額になってしまいます。
9月の京都のとあるホテルで7泊した際の料金
11月の紅葉見頃時期の京都のホテルに7泊する場合の料金
9月にセミダブル禁煙室を2名で利用するとした場合は81300円、11月中旬にセミダブル禁煙室を2名で利用した場合は154300円と料金差は2倍もありました。ちなみにこれは素泊まりの料金です。
これでは、安く旅行をしようと考えていても宿泊費用が高くつき、ご飯代や移動代、遊び代やお土産代などを切り詰めなくてはいけなくなるので、思い通りに観光を楽しめないかと思います。
「京都観光そのものにお金をかけたい!」人は、下記のように格安で泊まれる方法を探してみた方がよさそうです。
京都に格安で連泊する3つの方法 ~連泊プラン・ゲストハウス・ウィークリーマンション~
京都に格安で連泊するためには、主に下記3つの様な方法があります。
- 旅館やホテルの連泊プランを利用する
- ゲストハウス(ペンション、貸別荘、コンドミニアムなど)に宿泊する
- 京都内のウィークリーマンションを活用する
旅館やホテルの連泊プランを利用する
先程、「京都の旅館やホテルに格安で連泊するのは難しい」と述べましたが、不可能ではありません。
数こそ少ないものの、3連泊以上のお客様を対象にした、連泊割引プランがある旅館やホテルがオススメです。
宿泊料金はもちろん、旅館やホテルによって違うのですが、プラン無しで3連泊以上する場合よりも、3割~4割くらい安く設定されていることがあります。
ただし、プラン内容が「素泊まり」になっているなど、通常の宿泊プランとは異なっているところも多いので、プラン内容を細部まで確認することは必須です。
また、紅葉の11月・桜の4月などの繁忙期(ハイシーズン)は、予約が取りづらいことにも気をつけなくてはいけません。
メリット:普通に3連泊するよりも3割~4割安く泊まれる
デメリット:プラン内容がグレードダウンしている可能性がある、予約が取りづらい
ゲストハウス(ペンション、貸別荘、コンドミニアムなど)に宿泊する
旅館やホテルではなく、ゲストハウスを利用することも、京都への長期滞在に向いています。
定義が細かくとてもややこしいので、今記事ではゲストハウス、ペンション、貸別荘、コンドミニアムなどをほぼ同義としたいと思います。
「ホテルよりもおもてなしが足りない?」と思うかもしれませんが、近年は外国人観光客の増加により競争が激しくなったことが理由の1つなのか、歯ブラシ等のアメニティーが充実しているところや、美味しい朝食が出てくるところなどもあるようです。
9月現在のネット情報を確認すると、大人1名あたり1泊3,000円前後という格安価格で宿泊できることが多いようですが、11月などのハイシーズンは割高になると考えられます。
ゲストハウスにより差はありますが、大人1名1泊5,000円は見ておいた方がいいでしょう。それでも、ホテルや旅館よりは安いです。
また、「1部屋○○円」と価格設定されていることも多いので、4人家族や4人グループなど大人数で行く方が、1人あたりの宿泊料金が安くなります。
メリット:4人くらいの人数で行くと1人あたりの宿泊費用がお得、ホテルや旅館より安い
デメリット:共用スペースの使用に抵抗がある人はリラックスしづらい
ウィークリーマンションを活用する
格安で京都に連泊するためには、ウィークリーマンションを活用することも有効です。
「旅行にウィークリーマンションを使うの?」と思うかもしれませんが、最近は出張などビジネス目的だけではなく、旅行目的でウィークリーマンションが利用される例も、少しずつですが増えています。
アメニティー(消耗品)はなく、通常のホテルや旅館のような豪華なおもてなしは受けられませんが、間取りにゆとりがあり、家具・家電がついてるウィークリーマンションは、普段の生活環境に近いおかげか、意外とリラックスできます。
ウィークリーマンションには最低契約日数(多いのは7日間)が定められているので、1泊2日・2泊3日など短期間しか泊まらない場合は高いことがデメリットです。
しかし逆に、1週間以上京都の長期滞在を楽しむ方の場合は、ホテル・旅館よりも安くなります。
ウィークリーマンションは、まだそこまで京都旅行の滞在先として浸透していないため、11月など本来なら旅館などに予約が殺到するハイシーズンであっても、契約がしやすかったりします。
狙っているホテル・旅館・ゲストハウス全ての予約がいっぱいなら、ウィークリーマンションを選択肢に入れてみて損はないでしょう。
メリット:11月(繁忙期)でも空室がある場合が多い、1週間以上の長期滞在が安い
デメリット:旅館の”おもてなし”にあたるサービスはない、短期滞在だと高い
京都に格安で連泊する方法のまとめ
- 旅館かホテルに泊まりつつ、安くしたいなら連泊割引プラン
- とにかく安く泊まりたいなら、ゲストハウス
- 予約が取れない場合の解決策かつ1週間以上の利用を格安にしたいならウィークリーマンション
上記3つの方法を、京都旅行の予算や旅の目的、人数などに合わせて選び分けることがポイントです。
結局どの方法が1番安いのかは、宿泊期間・人数、施設のグレードにより差があるので一概には言えないところですが、3泊4日の京都旅行の場合、
旅館などの連泊割引プラン>ウィークリーマンション>ゲストハウス
になるかと思います。格安最優先の方は、参考にしてみてくださいね!
※京都「哲学の道」の紅葉
ちなみに、この記事の中で何回も触れていますが、京都のハイシーズン(11月・4月)は、本当にホテルの予約が取りづらいです。
京都の美しい紅葉を目当てに11月に旅行に行くなら、遅くとも9月中には予約しないと、お目当ての旅館・ホテルの予約が取れない可能性が非常に高いです。
この記事を作る際、参考に旅行サイトを見て回りましたが、9月中旬地点で11~12月にかけて空き室がない旅館・ホテルがとても多かったです。
短期滞在・長期滞在(連泊)問わず、京都へ旅行に行くなら、とにかく早め早めの予約を心掛けましょう!
東京・大阪・神戸・京都でウィークリー・マンスリーマンションを探してみようと思う方はこちらをご覧ください。