マンスリーマンションの契約までの流れ | 契約前に知っておいた方がいいこと
“ウィークリーマンション・マンスリーマンションの契約を初めてする”という方は、その契約に関して様々な疑問を持たれているのではないでしょうか?
今回の記事では、マンスリーマンションを契約する時の流れや、マンスリーマンションの契約に関して知っておいた方がいいことについて、お伝えしていきます。
マンスリーマンションの契約の流れ
以下では、ウィークリーマンションやマンスリーマンションを契約し、入居するまでの流れについて、簡単に説明します。
- マンスリーマンションを見つける
- 問い合わせをする
- 申し込みをする
- 送付された契約書に記入し、返送する
- 鍵を受け取り、入居する
1.マンスリーマンションを見つける
まずはネットなどで、住みたいマンスリーマンションを探しましょう。
- 目的地へのアクセス
- 賃料
- お部屋の設備
- 周辺環境 (徒歩圏内にスーパーがあるか等)
上記のような情報に着目して探すと、自分に合った物件を探しやすいです。
ただし、ネットだけでは拾えない情報もあるかと思いますので、そういう場合はお問い合わせで直接聞いてみるのがいいでしょう。
2.問い合わせをする
実際に問い合わせをしてみて、お部屋の空室状況や賃料の詳細など、お目当ての物件のより細かな情報を貰います。
電話・メールの両方でお問い合わせに対応している会社がほとんどですが、営業時間内であれば、電話によるお問い合わせの方が、やりとりがスムーズかと思われます。
3.申し込みをする
お目当ての物件が空室で、自分の条件にも合っていそうなら、入居の申し込みをします。
この申し込みの段階で、どんな些細な疑問も残さないように、担当者に聞いておくといいでしょう。
不明点・不安点を残したままでいると、あとで「困った!」とトラブルになってしまうケースがあるためです。
4.送付された契約書に記入し、返送する
申し込みが済んだら、マンスリーマンションを管理する会社より、契約書が送付されてきます。
期日までに契約書の作成を行い、後述する必要書類と共に返送します。
契約書作成のタイミングで、マンスリーマンションの利用料金の入金手続きも行います。
(基本的に、マンスリーマンションの料金は前払いです)
5.鍵を受け取り、入居する
マンスリーマンションに備え付けの、キーバンカー(※)などに入った鍵を受け取り、入居します。
キーバンカーによる鍵の受け取りであれば、返却もキーバンカーで行います。
※キーバンカーとは?
鍵を中に入れることができる南京錠です。暗証番号を入力し、中の鍵を取り出すことができます。
マンスリーマンション契約時の審査や必要書類について
マンスリーマンションを初めて利用される方に多いのが、「審査はあるの?」そして「どんな書類が必要なの?」という疑問です。
以下で、その2つの疑問にお答えしていきましょう。
マンスリーマンション入居の審査
マンスリーマンションの入居には、特別な審査はないことがほとんどです。
ただし、借りる理由によっては、万が一のトラブルを防止するために、審査の協力をお願いされる可能性もゼロではありません。
面倒な手続きがないことがマンスリーマンション活用の魅力の1つですが、審査が絶対にないという訳ではないので、理解が必要です。
マンスリーマンションの契約に必要な書類
マンスリーマンションの契約に必要な書類は、以下の通りです。
- 個人は、身分証明書(運転免許証やパスポートのコピーなど)
- 法人は、会社概要と利用者の身分証明書
マンスリーマンションを契約する前に知っておいた方が良いこと
「このマンスリーマンションに住もう!」と決める前に、確認しておいた方がいいことはたくさんありますが、基本的には、自分の使いたい家具・家電に関する疑問や、周辺環境で気になるところを、あますことなく担当者に確認しておけば問題はないかと思います。
以下では特に、マンスリーマンションを契約する前に知っておいて損はないことについて、お伝えします。
- お部屋を内見できる可能性が少ない
- インターネット環境の種類
- 見落としがちな設備の情報
お部屋を内見できない可能性が高い
ウィークリーマンションおよびマンスリーマンションは、タイトなスケジュールで人が入居・退出していくシステムですので、内見希望時にも他の人が入居している可能性が高く、内見できる可能性は少ないです。
そのため、もともと”内見はできない”とルールを決めている会社もあります。
当社「OneLife」では、空室時であれば、できるだけ内見希望に対応するようにしています。
詳しくは、下記記事をご確認ください。
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インターネット接続が固定回線かWiFiかは部屋による
今は、「全部屋無料でネットにつなげます!」となっているマンスリーマンションが多くなっています。
しかし、ネット接続の種類については、お部屋により様々です。有線なのか無線なのかをはじめとして、様々なパターンが考えられます。
場合によっては、普段の自分のネット利用方法と全く異なり、不便を感じることがあるかもしれませんので、マンスリーマンションにてネットを多用される予定の方は、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
マンスリーマンションのインターネットに関する情報を、さらに詳しく知りたい方は下記ページを合わせてご覧ください。
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⇒ マンスリーマンションのインターネットは無料?それとも有料?
見落としがちな設備の情報
マンスリーマンションの設備については、何がついていて何がついていないのかは、きちんと確認される方がほとんどだと思いますが、しっかりと調べておかないと案外見落としがちなこともあります。
- コンロ付きだけど、1つしかない
- 冷蔵庫付きだけど、サイズが小さい
- 洗濯機付きだけど、バルコニーにある ……etc
上記のように、知らずに住み始めると、ちょっと不便さを感じることがいくつかあるのです。
もちろん本来は、上記のように人によっては不便さを感じる事項については、マンスリーマンションを提供する側がきちんと説明するのが道理(当社もそうしています)なのですが、きちんと説明をしない方も、もしかしたらいるかもしれません。
今の自分の生活を具体的にイメージすれば、マンスリーマンションで快適に過ごすための要素に気付きやすくなります。
些細なこと、もしかしたら他の人は気にしていないかもしれないことでもいいので、自分が少しでも気になることがあれば遠慮をせず、担当者に確認しましょう。
マンスリーマンションを契約したら知っておきたいこと
お部屋を決め、実際にマンスリーマンションに住み始めるまでの間にも、調べるべきことを先に調べておけば、マンスリーマンションでの生活がより快適になることが多いです。
以下では、マンスリーマンションを契約したら知っておきたいことの例をいくつか、ピックアップします。
- マンスリーマンションに持ち込む物を調べる
- 鍵の受け渡しについて確認しておく
- 周辺情報を調べておく
マンスリーマンションに持ち込む物を調べる
マンスリーマンションには、生活に必要な家具・家電はついていますが、消耗品(食器類・調理器具類・タオル・アメニティ類など)はついていません。
そのため、上記で示したような消耗品は、マンスリーマンションに持っていくか、近くのお店で買い揃える必要があります。
他の消耗品とは違い、売っているお店が限られてくるので、初日分だけでも持って行った方がいいのはバスタオルです。
その他にも、自分の生活で何が必要なのか事前に調べておくと、忘れ物がなく現地で余計なお金を使うこともないでしょう。
マンスリーマンションを利用する際の必需品や、あると便利な物について詳しく知りたい方は、下記記事を合わせてご確認ください。
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⇒ マンスリーマンションの必需品とあれば便利な物 | 利用期間とパターン別
鍵の受け渡し方法について確認しておく
マンスリーマンションを初めて活用される方の中には、「鍵ってどうやってもらうの?」と不安に思う方もいらっしゃるようです。
キーバンカーに入れてあるケースが多いですが、マンションにより鍵の受け渡し方法は様々です。
自分が利用するマンションでは、どんな方法で鍵の受け渡しされているのか、きちんと確認しておきましょう。
周辺情報を調べておく
出張・観光の当日からマンスリーマンションに入居する場合、どうしてもその日はバタバタしがちです。
慣れない土地かつ、手荷物が多いことが想定されるため、スムーズにマンションまでたどり着けないと、疲れてストレスになります。
逆に、”駅からどの道でいけば分かりやすいのか”、あるいは”近くに目印になる建物はないか”など、周辺情報をあらかじめ調べておけばスムーズです。
マンスリーマンションの検索時にも見ているかもしれませんが、入居日までに改めて、マンション周辺の地図をネットなどで見ておくことをオススメします。
マンスリーマンションの契約に関する注意事項
以下では、マンスリーマンションを契約する時の注意事項を説明します。
原則、マンスリーマンションのキャンセルはできない
原則、マンスリーマンションの契約のキャンセルは出来ません。
キャンセルを申し出ても、一切返金ができないケースや、キャンセル料を差し引いて少額返金になるケースがほとんどです。
なぜかというと、マンスリーマンションは契約があった段階で、日数分お部屋を確保するのですが、ホテルと比べ長期間の利用が主なので、キャンセルになった場合の損失が大きいからです。
ですから、キャンセルの対応はほぼ出来なくて、やむを得ないキャンセルでも返金はないと思っておいた方がいいです。
後の入居者がいなければ契約の延長は可能
当初の予定より出張などが長引き、マンスリーマンションの契約日数を延長したい場合、対応は可能です。
しかし、後の入居者がいない場合に限ります。また、契約書の再作成など、改めて手続きをする必要があります。
先述したマンスリーマンションのキャンセルに関する注意事項とも関係しているのですが、出張の日程が不確定だからといって、長くお部屋を契約してはいけません。
契約した日数より早く出張が終わり、マンスリーマンションを退出することになっても、残りの日数分の賃料を返金することはできないからです。
マンスリーマンションの契約は納得をしてから行おう
以上、ウィークリーマンション・マンスリーマンションの契約の流れや、契約時に知っておきたいことについてお伝えしました。
マンスリーマンションの契約は、疑問を残さず、些細なことでも明確にしてから行うようにしましょう。
分からないことを残したままマンスリーマンションを契約すると、入居後不便があることに気付いたり、最悪の場合トラブルに発展してしまう可能性があるからです。
当社「OneLife」でも、お客様からの質問にはできるだけお答えし、気持ちよくウィークリーマンション・マンスリーマンションで生活していただけるよう、配慮しています!