産後手伝いに利用する | マンスリーマンションの意外な利用法
マンスリーマンション(ウィークリーマンション)には、様々な利用方法があります。
出張や短期赴任はもちろん、長期観光や短期的なセカンドハウスとして、「ホテルでは宿泊費用が高すぎる」、「ホテルの連泊プランの予約がとれない」、「ホテルの雰囲気だとそわそわして落ち着かない」という方に、マンスリーマンションの利用は最適です。
今回は、マンスリーマンションの意外な利用方法の1つとして、“実母さんが娘さんの産後手伝いをする”ケースを取り上げていきます。
「里帰りできない娘の産後手伝いをしたい」という実母さんの思い
実際に子育てを経験された、あるいは側で見ていた方なら分かるかもしれませんが、産後はとにかく大変です。
特に初産であれば、分からないことだらけで常にあたふたし、身体的にも精神的にも落ち着く暇がありません。
出産からしばらく体調を崩してしまう方も珍しくなく、はじめての子育てをしながら日常の家事をこなしていくことは、想像以上の負担です。
そんな時にありがたいのは、やはり家族のサポート。夫や兄弟姉妹からのサポートも嬉しいですが、特に頼もしいのは“お母さんとしての先輩”である実母のサポートでしょう。
実母さん自身も、出産・産後の大変さを知っているからこそ、娘のサポートをできるだけしてあげたいとお考えの方が多く、産後しばらくは里帰りするように勧めるケースもよく聞かれます。
ただし、娘さんの里帰りができない・したくない事情もあります。
- 実家が遠すぎる
- 実家に赤ちゃん連れで暮らせない事情がある
- 実家が狭い
- 夫を置いて里帰りをしたくない …etc
上記のような事情がある場合、実母さんが娘さんの近くに行くことを望まれるケースが多いです。
この場合に悩みとして出てくるのは、“娘さんの産後手伝いをする期間中の、実母さんの生活拠点”です。
ホテルでは宿泊料金が高すぎるし、娘夫婦の家に寝泊まりするのは気が引ける
産後手伝いの期間はもちろん人によりますが、2週間から1ヵ月と考える方が多いようです。
実母さんが実家から出てきて、2週間から1ヵ月どこで暮らすのか、そこが悩みどころと言えます。
ホテルで2週間以上暮らすのは料金が高くなりがちですし、長期間での予約が取れない可能性が高い、ずっとホテル暮らしだと精神的に休まらないというデメリットがあります。
また、娘夫婦の家に寝泊まりする選択肢も、微妙なところではあります。
間取りの狭いマンションでは暮らしづらいですし、何よりも実母さん・娘夫婦(特に旦那さん)の双方が、気を遣ってしまいます。
そこで選択肢として入ってくるのが、娘夫婦の家にすぐ行けるところにマンスリーマンションを借りて暮らす方法です。
ネットの質問板でも「どこに暮らせばいいのか分からない」と悩む実母さんに対し、「マンスリーマンションを考えてみては?」という回答が多く見られました。
産後手伝いにマンスリーマンションを利用する3つのメリット
- 誰にも気を遣わなくて住む
- ホテル連泊より料金が安い
- 急なお産になったとしても早く手伝いに行ける
実母さんが産後手伝いにマンスリーマンションを利用するメリットには、大きく分けて3つあります。
以下で詳しく、見ていきましょう。
【1】誰にも気を遣わなくて住む
マンスリーマンションで暮らし、娘に手伝いが必要な時だけ娘夫婦の家に訪れることができれば、誰にも気を遣うことはありません。
娘さんが買い出しに行きたい時、美容院に行きたい時、体調が辛くて家事ができない時など、その時々だけサポートに入れるのは誰にとってもありがたいことです。
長期間のホテル暮らしでは、実母さんのほうも精神的に疲れてしまいがちですが、ほぼ普段通りに暮らせることが強みのマンスリーマンション暮らしでは、その心配がないこともポイントです。
【2】ホテル連泊より料金が安い
2週間から1ヵ月の間にホテル生活を送ることは、予約の取りづらさからも現実的ではありませんし、仮に予約が取れたとしても、料金は非常に高くなってしまいます。
しかしマンスリーマンションであれば、1週間以上の滞在の方に使いやすい料金設定となっているため、ホテル暮らしよりは安く済みます。
⇒ マンスリーマンションとホテルの違いについて詳しく知りたい方はコチラ
※「ウィークリーマンションとビジネスホテルの違い」のコラムへリンクします。
【3】急なお産になったとしても早く手伝いに行ける
赤ちゃんは必ずしも予定日に生まれるとは限りません。予定より早く生まれた場合、バタバタと娘さんの元へ駆けつけることになるでしょう。
基本的に、長期間暮らすための荷作りは大変ですが、マンスリーマンションであれば生活に必要な家具・家電が揃っているので、必要最低限の荷物をまとめればOKです。
シャンプーやリンスなどのちょっとした忘れ物は、現地で揃えれば問題ないでしょう。
また、マンスリーマンションの入居手続きは意外と早く済みます。
状況にもよりますが、ある日の午前中に急いでマンスリーマンションを予約して、契約手続きを急いで済ませて、翌日には入居するということも可能です。
娘さんに赤ちゃんが生まれた翌日、翌々日から本格的なサポートができれば、娘さんもきっと安心ですね。
はじめてマンスリーマンションを利用される実母さんへ
産後手伝いのために実母さんがマンスリーマンションを利用される場合、「マンスリーマンションに暮らすこと自体がはじめて」と言う方が多く見られます。
マンスリーマンションをはじめて利用する場合には、”ホテル利用とは異なる必需品は何”かや、”どんな部屋を選べばいいのか”などの基本的な情報を、下調べしておくといいでしょう。
基本的にバスタオルなどの消耗品は付いていない
マンスリーマンション(ウィークリーマンション)には、バスタオル・シャンプー・リンスなどの消耗品、ホテルであればアメニティとして付いているような物は、基本的に付いていません。
そもそもマンスリーマンションにどんな設備(家具・家電)が付いているのかイメージできない方も多いと思いますので、検討している物件の設備に関する項目は、よくチェックしておくことをオススメします。
⇒ マンスリーマンションの必需品を詳しく知りたい方はコチラ
※「ウィークリーマンションの必需品とあれば便利な物」のコラムへリンクします。
久々の一人暮らしが不安な方は防犯重視の物件がオススメ
産後手伝いに出かける方の中には、「一人で生活をするのは久しぶり」という方も多くいらっしゃるでしょう。
また、「そもそも都会での生活がはじめて」という方もいらっしゃるかもしれません。
都会で女性一人で暮らすことに不安がある場合は、マンスリーマンションの運営会社の担当者に相談し、安心できる要素を多く持つマンスリーマンションを探してもらうことをオススメします。
例えば、オートロック・モニター付きのマンスリーマンション、暗い夜道を歩かなくてもいいマンスリーマンションが挙げられます。
⇒ 女性が住んで安心なマンスリーマンションの選び方を知りたい方はコチラ
※「女性が住んでも安心!ウィークリーマンションのよくある疑問と選び方」のコラムへリンクします。
まとめ
以上、”実母さんが娘さんの産後の手伝いに行く”場合に、マンスリーマンションが利用できることをお伝えしました。
「娘の産後手伝いのためにマンスリーマンションを利用したい」というお話をうかがった時、要らない気を遣わずに娘さんと赤ちゃんのサポートをしっかりできる、画期的なアイデアだと思いました。
当社OneLifeでは現状、3ヵ月に1度くらい「産後手伝いのためにマンスリーマンションを利用したい」とのお問い合わせをいただいています。
“マンスリーマンションに暮らして娘の産後手伝いをする”方法の認知度がもっと高まれば、さらに需要が増えるかもしれないと考えています。
ビジネス利用・長期観光利用のイメージが強いマンスリーマンションですが、今回の”産後手伝い”のケースのような使い方もありです。
また、画期的なマンスリーマンション・ウィークリーマンション利用のアイデアが見つかれば、当社OneLifeのコラムでご紹介したいと思います。