マンスリーマンションは無職でも使うことができる？

2019/1/29 基礎知識

専業主婦イメージ

マンスリーマンション・ウィークリーマンションを初めて使おうと思っている方の中には、「無職でもマンスリーマンションに住むことはできるの？」という疑問を持たれる方が少なからずいらっしゃるようです。

今回の記事では、そんな疑問に詳しくお答えしていきます。

無職でもマンスリーマンションに住むことができる

結論から述べますと、無職でもマンスリーマンション・ウィークリーマンションに住むことは可能です。

実際に、定年退職後の方・学生の方・専業主婦の方・求職(転職)活動中の方など、定職がなくてもマンスリーマンションを使われる方は多くいらっしゃいます。

一般的な賃貸住宅の場合、入居時には厳正な審査があります。この入居時審査に”職業”も大きく関係してくるため、入居時に無職の状態だと入居を断られるケースが多いのです。

そういった背景から、「マンスリーマンションでも審査があって、無職だと入居できない」と考えている方がいるのかもしれませんが、実際はそうではありません。

マンスリーマンション・ウィークリーマンションの入居時には、一般的な賃貸住宅への入居で行われるような審査が無いため、定職の有無に関係なく利用できることがほとんどなのです。

では「審査無しで、誰でも彼でも入居できるようになっているのか？」と言うと、それとも少し違います。

マンスリーマンションの場合、一般的な入居時審査とはまた違った視点から、入居可能か不可能かを判断しています。

マンスリーマンションに住める基準は”利用動機の明確さ”にある

動機イメージ

マンスリーマンション・ウィークリーマンションでは、一般的に「利用動機」が重視されます。

「何のために、いつまでマンスリーマンションに住む必要があるのか？」が明確であることがポイントなのです。

【利用目的の例】

長期観光のために、2週間ウィークリーマンションを利用したい
就職活動のために、1ヵ月マンスリーマンションを利用したい
娘の産後の手伝いのために、1ヵ月マンスリーマンションを利用したい

この上記3つのような明確な利用動機があれば、無職でもマンスリーマンションに住むことは可能です。

逆に、定職があっても動機がハッキリしていない方は、マンスリーマンションに住むことは難しいのです。

利用動機が重視されているのは、一般的な賃貸住宅で通るような入居時審査を踏まなくても、マンスリーマンションに悪質な入居者を入れないようにするためです。

「利用同期の明確さ」以外に、マンスリーマンションに無職でも住むことができる根拠を上げるとすれば、“そもそも運営会社側が現在定職についていない方の利用も含めて想定している”ことや、“マンスリーマンションの料金は基本的に前払いなので、賃貸住宅でネックになる家賃滞納トラブルがない”ことなどが挙げられます。

⇒　産後手伝いでマンスリーマンションを利用する事例について詳しく触れた記事はコチラ
※「産後手伝いに利用する | マンスリーマンションの意外な利用法」のコラムへリンクしています。