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マンスリーマンションの住み心地って本当に悪いの?【建築構造から住み心地を定義する】

住み心地

マンスリーマンションの住み心地については、「壁が薄く騒音が気になるのではないか」「なんとなくよい噂を聞かない」などマイナスのイメージを持たれている方が多いようです。

しかし、実はマンスリーマンションには、大きく分けると2タイプあり、みなさんがあまりよいイメージを持っていらっしゃらないマンスリーマンションばかりではなく、住みやすいと感じるマンションも多く存在します。

今回は、マンスリーマンションに対してみなさんが持たれている住み心地についての懸念点についてと、住み心地のよいマンスリーマンションを探すポイントを紹介します。

マンスリーマンションで懸念される住み心地についての不安とは

建物への不安

マンスリーマンションに対する一般的な声には、下記のような、住み心地について不安を感じる意見も多数存在します。

  • 壁が薄く騒音に悩まされるのではないだろうか?
  • 部屋が暗い雰囲気?
  • 夏は暑く、冬は寒いらしい
  • マンション周辺環境への漠然とした不安を感じる
  • 付属の家電・家具など設備は十分ではない?用意するものは?

実は、マンスリーマンションには、マンスリーマンション会社が建築し所有する物件と、普通の賃貸物件の一角をマンスリーマンションとして貸し出している場合の大きく分けると2種類あります。

「マンスリーマンション」と聞くと、前者の特に「業者が建築したアパートのマンスリーマンション」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

そして、みなさんが漠然と抱いていてらっしゃるマンスリーマンションへの不安の大半も、前者のアパートや、音が響きやすい構造を採用したマンションに対して持っているイメージかと思われます。

一時期に、こういったタイプのマンスリーマンションは、騒音・断熱材の面での苦情が頻繁に発生したり、一部のマンションで構造上の問題が指摘されるなどして、あまりよいイメージがないことから、マンスリーマンションの住み心地について、さまざまな不安を抱かれる方が多いのです。

ただ、全体のマンスリーマンションの物件数でいうと、後者の「賃貸物件の一角をマンスリーマンションとして貸し出している場合」の方が圧倒的に物件数が多く、業界の中では一般的なマンスリーマンションとなります。

さらに、数年前まで騒音・断熱材の面で不安のあった前者のマンスリーマンションも、近年ではお客様の懸念される声を受けて、より遮音性や断熱性が高い壁材の採用などが広がっており、「マンスリーマンションの住み心地に関する漠然とした不安」は一概にすべてのマンスリーマンションに対しての不安とは言えない状況となっています。

住み心地のよいマンスリーマンションを選ぶコツとは

それでも、やはり上記のような住み心地について懸念されるマンスリーマンションが存在することは間違いありません。それでは、住み心地のよいマンスリーマンションを選ぶためには、どこに注意して選べばいいのでしょうか?

ここでは、住み心地のよいマンスリーマンションを選ぶコツを3つ紹介します。

  1. 建築構造の確認
  2. 家具・家電設備の内容確認
  3. 内見をしてから物件を選ぶ

1. 建築構造の確認

建築構造

一番に確認して頂きたい点は、マンスリーマンションの建築構造がどのタイプかということです。

マンスリーマンションにはアパートタイプとマンションタイプがありますが、その中でもさらに、建築構造に分けると下記3つに分類されます。

■木造
■鉄骨造(軽量鉄骨・重量鉄骨)
■鉄筋コンクリート造(RC構造、SRC構造)

一般的に、アパートには木造、軽量鉄骨が採用されており、マンションは重量鉄骨、RC構造、一部の大型マンションにはSRC構造が適用されています。

部屋の断熱性能や防音性は、上から木造、軽量鉄骨、重量鉄骨、RC構造、SRC構造の順に高くなります。もちろん、これらの構造に加えて壁材の厚みや、壁の中に断熱材をきちんといれているかどうかも影響するポイントですが、根本的に断熱性能や防音性を上げるためには、できれば鉄筋コンクリート造の物件を選ばれるのが安心です。

アパート・マンションの木造建築はだいぶ少なくなってきているので、特に注意が必要なのは軽量鉄骨造のアパート・マンションでしょう。

軽量鉄骨造は、重量鉄骨造と比較すると細めの鉄骨を多数使用し強度を出す工法です。軽量鉄骨造の場合、外壁と内壁の間に空間ができ、グラスウールなどの防音材が入っていないことが多いので、音がどうしても響きやすい構造をしています。

防音性や断熱性は、住み心地に大きく影響する点なので、必ず建築構造がどのタイプなのか確認してから物件選びをしましょう。

2. 家具・家電設備の内容確認

次に、マンスリーマンションに付属されている家具・家電設備について確認をとることも、快適な住み心地を目指すためには大切です。

実は、マンスリーマンションの設備内容については、業者によって違いがあります。

業者によっては、ガスコンロがない、洗濯機がないなど一般的にはマンスリーマンションの設備として付いているであろう家具や家電が付いていない場合があるので、「あると思っていた設備がなかった」ということや、また「思っていたほど設備の性能がよくなかった」ということがないよう、事前によく確認を取る必要があります。

<一般的に付属されている家具・家電一覧>

■キッチン(コンロ付き)
■冷蔵庫(ミニ冷蔵庫の場合あり)
■電子レンジ
■洗濯機
■掃除機
■テレビ
■ベッド
■デスク
■イス
■照明
■カーテン
■ドライヤー
■ハンガー など

特に、コンロ周りは、「電気コンロだけど高温が出ない」「ある一定の温度になると自動でスイッチが切れ不便」などの違いも出るので、キッチンの写真も見ながら担当者にしっかりと確認を取るようにしましょう。

その他、炊飯器、ポット(ケトル)、アイロンなどがレンタルできるか、また食器の買取ができるかなど、マンスリーマンション会社によって細かな備品の準備にも違いがあるので、その点も事前にしっかりと確認しておくと、何を準備すればいいのかわかるので暮らしはじめるのにスムーズでしょう。

3. 内見してから物件を選ぶ

一般的に、マンスリーマンション物件については、内見を受け付けていない会社が多いですが、中には内見に対応してくれる会社もあります。

実際に目で見ると、お部屋の雰囲気や設備の経年劣化具合、マンション周辺環境の様子を確認できるため、マンスリーマンションで1ヶ月以上の長期間居住することがわかっている状態でしたら、やはり内見してから物件を選ぶ方がよいでしょう。

なお、内見不可の物件で、アクセスの良さなど他の諸条件でどうしてもそのマンスリーマンションへ入居したいという方は、細かな室内写真を追加で提供してくれたり、周辺環境の雰囲気まで丁寧に説明してくれるマンスリーマンション会社を選ぶことが大切です。

家具・家電の設備を除くと、マンスリーマンションは他の賃貸物件と相違ありません。

賃貸物件を探すときと同じように、お部屋の内外を確認して自分が過ごしやすいと思える物件を見つけましょう。

マンスリーマンションの内見方法や、内見できない場合に確認すべきポイントについては、コチラ
One Lifeは内見や詳細な写真のご要望にできるかぎり対応しておりますので、物件をお探しの方はぜひご相談ください

事前確認によって住み心地のよいマンスリーマンションを見つけよう

これまでお話しをさせて頂いた通り、マンスリーマンションは従来の「業者が建築したアパートタイプの物件」を想像される方が多いようですが、一般的な賃貸物件に家具・家電が付いているマンスリー物件が一般的なマンスリーマンションです。

マンスリーマンションの住み心地について不安を感じたら、まずは下記3点を実施してからマンスリーマンションを選びましょう。

☑建築構造の確認
☑家具・家電設備の内容確認
☑内見をしてから物件を選ぶ

One Lifeは、みなさんが住み心地よく過ごせるマンスリーマンションの相談に乗っております。これまで、多数のマンスリーマンションへ足を運び実際に見てきた内容からプロの目線でアドバイスさせて頂いています。

住み心地のよいマンスリーマンションをお探しの方は、ぜひOne Lifeまでご相談ください。