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【ホテルに住みたい】ホテル暮らしの5つのメリット・7つのデメリット・最新サービス

ハワイ 海

近年、アパートやマンションなど特定の住居をもたないで生活する、アドレスホッパーと呼ばれる若者が増えているようです。

働き方改革やオンラインのインフラ整備が進んだことで、働く場所に縛られない生き方ができるようになったことがアドレスホッパーを生んだ要因でしょうか。

そんな、住居の拠点を持たない生活をする人たちは、本来は短期での利用を目的として利用される、ホテルに住むなどして生活をしているようです。

今回は今話題のアドレスホッパーたちも利用する、「ホテルに住む」ということのメリット・デメリットを紹介します。

ホテルに住む5つのメリット

ホテル 内装

まずは、特定の住居を持たずに、ホテルで暮らすことのメリットを紹介します。

  1. いつでも好きなところで生活ができる
  2. 住居にかかる不安をなくすことができる
  3. 家事の手間がいらない
  4. 日用品の買い物が減る
  5. 水道光熱費・インターネット代がかからない

1. いつでも好きなところで生活ができる

まずは何と言っても、ホテルで生活することの最大のメリットは、いつでも好きな場所で生活できるという点ではないでしょうか。

特定の住居を持たずにホテルで暮らすことで、月々の賃貸やローンにかかる費用が発生しないため、その分のお金を使って、通常ではたまの旅行でしか行けないような場所で暮らすことができる点が、ホテル暮らしのメリットと言えます。

ホテル暮らしをすることで、どこか一つの場所で暮らす必要がなく、アクセスのいい場所でも、田舎にも、海外へも、どこへでも行ってそこにあるホテルで生活することができます。

2. 住居のメンテナンスや財産処分への不安がない

また、住居を持たないことで、火事や家のメンテナンスなどの住居にかかる不安をなくすことができます。

長期の出張や、頻繁に住居を不在にする生活スタイルを送る人にとって不安なのが、不在時の家の状況。

火事や盗みなど事件が起きていないか、細かいところだと冷蔵庫の中や、閉め切った部屋の湿気やカビ、虫が湧いたりしていないかなど、不在にする際も不在にしている間も住居への心配がつきものです。

また、長い目で見ると、特にローンをかけて家を購入している人にとって、老朽化に伴い必要となってくる家のメンテナンス・修繕費についても頭の痛くなる心配事項かと思います。

ホテルに住むということは、その日暮らしのようなイメージがありますが、住居に対して心配を抱えた状態でいるよりも、長い目で見ると「住居を持たない」ということが、意外と無駄な心配をなくすメリットになりえそうです。

3. 家事の手間がいらない

実際に、ホテルで住みはじめて、暮らしの中で感じる大きなメリットは、家事をする必要がないという点でしょう。

日常生活でみなさん共通で感じること、それは「もし家事をしなくてよければなぁ」ということではないでしょうか。

「毎日の家事にかかる時間がなければ、もっと時間を有意義に使えるのに」と、家事を行っている人であれば、誰でも一度は思ったことがあるかと思います。

ホテルに住むことで、下記の家事をする必要がなくなります。

  • 部屋の掃除
  • お風呂場の掃除
  • ゴミ捨て
  • ベッドのシーツ交換
  • 料理
  • 食器洗い
  • 洗濯

一般的なホテルであれば、毎日部屋の中をクリーニングしてもらえるため、各場所の掃除を行う必要がありません。

また、料理や洗濯などの家事も、別途費用はかかりますが、ホテルのサービスを利用することで、自分で行う必要がなくなります。

4. 日用品の買い物が減る

ホテルでは、シャンプーやボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉、トイレットペーパー、ティッシュ、タオルなどが毎日補充・用意されているため、日用品にかかる買い物が激減します。

日用品については、「これがなくなったら、今度はこっちがない」というように、いつも気にして買い物しなければならないので、案外に、日常生活で手間がかかているモノ達です。

ホテルに住むことで、基本的に必要な日用品を買う手間を減らすことができます。

5. 水道光熱費・インターネット代がかからない

ホテルに住むことで、住居にかかる水道光熱費やインターネット代を負担する必要がなくなります。

水道光熱費については、もちろん宿泊費に含まれていますし、インターネット代も一般的なビジネスホテルであれば、無料Wi-Fiをホテルで利用できる所がほとんどです。

ビジネスパーソンであればかかせないインターネットを、無料で利用できるのはうれしいサービスですね。

ホテルに住む7つのデメリット

ホテルに住むことで、場所に縛られない自由な生活や、住居で暮らすことでかかる手間や負担を減らせるメリットがある一方で、やはり、ホテルに住むのに少なからず不便な点もあります。

ここでは、ホテルで住むことの下記デメリットを説明します。

  1. 費用負担が増える
  2. ホテル選びに手間がかかる
  3. 私物をたくさん置けない
  4. 建築構造により騒音が気になる場合がある
  5. 暗めの照明であることが大半
  6. 洗濯や食事が不便
  7. 予算を考えると安価なビジネスホテルや民宿に偏る

1. 費用負担が増える

ホテルに住むとなると、やはり賃貸などで住居に住む場合と比べると、月額にかかる費用負担は増える場合がほとんどです。

まず、ホテル料金は、地域的な偏りはあるものの日本での滞在の場合、1泊4,000円以上はかかります。

そうすると、1ヶ月に30泊したとすると、1ヶ月間で120,000円以上かかることになります。

東京だとしても、1人暮らしの賃料で120,000円以上かかる場合は、なかなかないのではないでしょうか。

2. ホテル選びに手間がかかる

ホテル住まいだと、逆に、1ヶ月以上などの長期滞在となると部屋を確保することが難しく、1ヶ所に長く留まりづらいのが難点と言えます。

そのため、頻繁に滞在場所を変更する必要があり、予算や場所を考慮したホテル選びには手間が必要となるでしょう。

場所選びを楽しめない人には、ホテル住まいは向かないかもしれません。

3. 私物をたくさん置けない

ホテルで住むことになると、スーツケースひとつなど荷物は少なめで移動することになるので、私物をホテルに持っておくことができません。

持ち歩きできない私物や、季節違いの服は実家や、レンタル倉庫などに保管しておく必要があります。

家具などのインテリアに凝るような人にとっては、私物を常に置いておけないことは、かなりのストレスになるのではないでしょうか。

4. 建築構造により騒音が気になる場合がある

ホテルで滞在したことがある方なら、体験したことがあるかもしれませんが、隣の部屋から話声や物音が聞こえてきたことはありませんか?

賃貸物件であれば、建築構造を確認するなどにより、ある程度事前に騒音対策をとることができますが、ホテルの場合泊まってみないと、わからないということが発生します。

ある程度の日数滞在するとなると、騒音の可否はかなり気になる問題でしょう。

5. 暗めの照明であることが大半

ビジネスホテルのあるあるですが、室内の照明機器が少なめで、暗めに設定されている所が大半を占めます。

それは、ホテルは休むことがメインの目的なので、リラックスしてもらうために暗めな照明にしているところが多いようです。

ただ、暗めの照明は、一時的にはリラックス効果を期待できますが、その空間で生活をするとなると不便さを感じる人が多いでしょう。

6. 洗濯や食事が不便

ホテルはマンスリーサービスを行っている所以外、一般的には、室内に洗濯機やキッチンは設置されていません。

そのため、洗濯や食事については、ホテルのサービスを利用するか、コインランドリーや外食、コンビニ弁当などのサービスを利用せざるをえません。

自分で好きな時に炊事・洗濯できる便利さはないですし、サービスを依頼する分だけ、費用負担も大きくなります。

ホテルに住む際に、炊事・洗濯を外部のサービスにお願いした場合にかかる費用負担について、もっと知りたい人はコチラの記事へ

7. 予算を考えると安価なビジネスホテルや民宿に偏る

ビジネスホテル内装

これまで見てきた通り、ホテル暮らしはどこでも自由な暮らしが実現できる分、ホテル料金は賃料よりもお高めで、生活費もかさみやすい傾向にあります。

そういった観点から、かなり金銭的に余裕がある人以外は、ホテルにかけられる予算には限りがあり、安価なビジネスホテルや民家など、条件のあまりよくない宿泊施設での滞在になりがちです。

「ホテルでの優雅な暮らし」を想像して、ホテルでの生活をはじめたものの、衛生環境の良くないホテルで滞在せざるをえないということにもなりかねません。

ホテル暮らしをする人たちの中には、ホテルの他にゲストハウスを利用し、予算を抑えながら生活する人も多いようです。

短期滞在できる方法について詳しく知りたい人はコチラの記事へ

【番外編情報】ホテル住まいに興味がある人向けの最新サービス

ここまで、ホテルに住むことのメリット・デメリットを紹介してきましたが、やはりホテル暮らしで一番ネックになってくるのは、費用ではないでしょうか?

そんな方にうれしい新たなサービスが、続々登場しているようです。

今、一番人気のあるサービスは、「HafH」と呼ばれる定額制サービス。

月額定額制で、日本中・世界中で提携している宿泊先を利用できるサービスです。

ただし、宿泊先はゲストハウスや、個室ありのシェアハウスで、リビングなどは他の利用者と共用となります。

今のところ、普通のホテルでのこういった定額制サービスはないようですが、今後暮らし方が多様化していく中で、「ホテルで暮らす」ための定額サービスも登場してくるかもしれませんね。動向に注目しましょう。

ホテルと賃貸の中間にある、マンスリーマンションという選択肢

さて、話を戻して、ホテルに住むということのデメリットがどうしても気になる方は、ホテルに住むのは大変なストレスになるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、短期で利用できるマンスリーマンションです。

マンスリーマンションとは、1週間以上など短期間の利用を前提として提供されるサービスで、生活必需な家具・家電があらかじめ設置されているアパートやマンションです。

普通の賃貸物件に、家具・家電が設置されているイメージで、賃貸物件に住んでいる時と同じような雰囲気で生活することができ、ホテルと違って、自分の持ち物もしっかりと置くことができます。

かといって、一般的な賃貸物件のような敷金・礼金などの初期費用は発生しませんし、2年契約などの縛りもありません(※1週間以上からなどの最低滞在日数はあり)。

賃料は、住めば住むほど安くなる料金形態のところが多く、賃料だけでいうとホテルと同じくらいもしくは、マンスリーマンションの方が少し安めで、炊事・洗濯などが自分でできる分、全体的なコストはホテル暮らしよりも抑えられるでしょう。

ホテルのサービスと賃貸物件のいいとこどりをしたサービスが、マンスリーマンションなのです。

マンスリーマンションの費用について、もっと知りたい方はコチラの記事へ

ホテルに住むメリット・デメリットと比較し、自分に合ったサービスを利用しよう

いつでも好きなところで暮らせる、ホテルに住むという事は、夢のようなことのように思いますが、現実は、ホテル暮らしだからこその不便さやコストの問題ががあります。

ホテルで住むことのメリットとデメリットをしっかりと比較してから、自分がホテル暮らしに挑戦できるかどうか熟考されることをおすすめします。

また、ホテル暮らしそのものというよりも、「いろいろなところへ行って生活をしたい」と考える方は、マンスリーマンションを利用して生活されるのも選択肢のひとつです。

暮らし方は、生き方にもつながる人生の大切な部分ですので、ぜひいろいろな方法をご検討の上で、自分に合った住み方を選択されると良いかと思います。

マンスリーマンションのメリット・デメリットが詳しく知りたい方はこちらの記事へ