マンスリーマンションの借り方とは|よい物件を借りるための3つのコツ
長期出張や企業研修など一時的な滞在時に人気のあるマンスリーマンションは、1週間以上から借りることができ、家具家電付きですぐに生活をはじめられることから人気のあるサービスです。
ただ、「マンスリーマンション 場所名」などと検索しても、たくさんの業者サイトがでてきて、いったい何からどうやって、マンスリーマンションを探して借りればいいのかわかりにくいと困惑される方もいらっしゃることかと思います。
今回は、マンスリーマンションを検討されていらっしゃる方のために、マンスリーマンションの借り方や、借りる際のコツをお伝えします。
マンスリーマンションの借り方とは
マンスリーマンションは、借りたい地域から遠方で借りるケースが多いこともあって、近年はインターネットや電話中心のやりとりで、マンスリーマンションを借りることができます。
お店の近隣に住んでいるため、「担当の方とお顔を見て相談したい」「お部屋を内見したい」といったご要望ある以外は、入居日までのすべての手続きを遠隔で行えます。
マンスリーマンションを借りる基本的な手順
マンスリーマンションを借りるための流れは、下記の通りです。
- 依頼する業者を選ぶ
- 問い合わせをする
- 契約手続き
- 支払い手続き
- 鍵の受け渡し・入居
1. 依頼する業者を選ぶ
まずは、依頼するマンスリーマンション業者を選びます。
依頼する業者を選ぶには、インターネット検索で探して、問い合わせることになります。
一般的に不動産物件の賃貸であれば、下記のサイトがあるかと思います。
- 業者ごとに運営するサイト
- 各社サイトの物件を総合的に紹介するポータルサイト
- 各社サイトから相見積もりできるサイト
このうち、マンスリーマンションの場合、各業者が運営するサイト、もしくはポータルサイトを利用するのが一般的で、相見積もりサイトはあまり目にしません。
運営サイトとポータルサイトには、各メリット・デメリットがあるので、そちらも加味しながら、どちらのサイトから物件を探すか決めるとよいでしょう。
⇒運営サイトとポータルサイトのメリット・デメリットについてはコチラの記事へ
2. 問い合わせをする
業者を選定する段で、いくつかのめぼしい物件を見つけておき、気になる物件・業者へお問い合わせをします。
目当ての物件の空室状況や、物件内容の詳細などの情報を頂きます。
「そもそも、どんな物件が自分にとってベストなのかわからない」「探して比較する作業がめんどうくさい」といった方は、気になる業者に、まずは聞いてみるのがおすすめ。
土地勘のある物件選びのプロが、ご自身の条件にあった物件を紹介してくれます。
3. 契約手続き
電話やメールを中心に、密にやりとりをした後、入居したい物件が決まった場合は、契約手続きに入ります。
マンスリーマンションの契約は、通常の賃貸契約とは違い、あらかじめ借りる日数を決めて取り交わす契約となります。
契約期間終了後に入居者がいなければ、契約延長することはできますが、基本的には事前に取り決めた日数が経過すると契約終了となります。
⇒マンスリーマンションの契約延長方法についてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事へ
メールや郵送などで、業者から送付されてきた契約書に必要事項を記入の上、一般的には下記、必要書類と一緒に返送すると契約完了となります。
≪必要書類≫
- 個人の契約者は、身分証明書(運転免許証やパスポートのコピーなど)
- 法人の契約者は、会社概要と利用者の身分証明書
契約にあたって審査や連帯保証人の手続きは?
マンスリーマンションは短期かつ定期での契約形態であることから、一般的な賃貸契約時に発生する厳密な入居審査や連帯保証人を必要でないことがほとんどです。
ただし、各業者によって対応は異なるので、必ず事前にご確認ください。
4. 支払い手続き
マンスリーマンションの支払は、前払条件が一般的で、クレジットカードや現金振り込みにより、決済します。
マンスリーマンションの賃料には、水道光熱費、管理費、契約手数料、清掃費などがあらかじめ含まれている、もしくは賃料とは分けて設定されています。
どちらにしても、前払い料金の中にすべて含まれるため、退去時に発生する費用は、使用状況に特段の問題がない限り発生しません。
また、一般的な賃貸物件に必要とされる敷金・礼金・仲介手数料もありません。
5. 鍵の受け渡し・入居
鍵の受け渡しは、入居当日に店舗でお渡しするか、近年はキーバンカーでお渡しすることが主流になってきました。
「キーバンカー」とは、蓋が付きの大きな南京錠のことで、暗証番号を入力すると、南京錠が外れ蓋が開き、中にある鍵を取り出せる仕組みです。
マンスリーマンションのドアなどに、あらかじめ設置してあり、そちらから鍵を入手して入居開始する方法が、一般的となってきました。
マンスリーマンションを借りる際に活かしたい3つのコツ
マンスリーマンションの一般的な借り方について説明してきましたが、よりよい物件を借りるためには、借りる際に気を付けたい点があります。
ここでは、実際のマンスリーマンション業者がおすすめする、マンスリーマンションを借りる際に活かしたい、3つのコツをお伝えします。
- 物件の様子や、周辺情報をできるだけ仕入れておく
- よいマンスリーマンション物件を借りるために、業者にはこの質問をしてみよう
- マンスリーマンション業者の口コミも見ておこう
1. 物件の様子や、周辺情報をできるだけ仕入れておく
住みたい街や物件候補が出てきたら、できるだけ事前に情報を集めるようにしましょう。
友人が住んだことのある街であれば、周辺環境や街の雰囲気について実際のリアルな声を聞いてみるのもよいです。
また、物件の近くに住んでおり見に行けるようであれば、内見ができずとも、外観を見るだけでも雰囲気がつかめます。
なお、遠方で見に行けない!といった方に、ぜひ活用して頂きたいのが、「Google mapのストリートビュー機能」。
マップ上の人形アイコンを路に沿って動かすだけで、パノラマの写真を閲覧できる機能です。
ストリートビュー機能によって、大よその雰囲気はつかめますし、物件の外観も閲覧できます。
また、高架線が物件の近くにある場合は、高架線の高さよりも高い階のお部屋は、防音壁がないため騒音が聞こえやすい傾向にあります。
そういった「騒音が起こりやすい部屋を避ける」などの騒音対策にも、ストリートビュー機能は役立てられます。
2. 良いマンスリーマンション物件を借りるために、業者にはこの質問をしてみよう
良いマンスリーマンション物件を借りるためには、物件に詳しくより丁寧に説明してくれる業者や担当者に出会うことも大切です。
マンスリーマンション業者には、下記の質問をしてみて、詳しく教えてくれるかどうか確認するとよいでしょう。
- 立地条件はどうか?
- ホームページに掲載されていない、気になる部分の写真が見れるか?
- 内見はできるか?
大よそこの3つの質問をすることで、業者や担当者がしっかりと物件をわかった上で、紹介しているかどうかがわかります。
立地条件はどうか?
マンスリーマンションをしっかりと管理し、よく見ている業者は、自分の足でできる限り物件の中まで、日頃から見ておくようにしています。
すべての物件の立地条件や周辺環境までの把握は難しいものの、質問してみて立地条件を詳しく教えてくれる業者・担当者には安心して物件探しをお願いできるでしょう。
ホームページに掲載されていない、気になる部分の写真が見れるか?
先ほどのように、よく物件に足を運んで情報を持っているマンスリーマンション業者は、ホームページに載せていない写真を保有している場合があります。
こちらもすべての写真を網羅しているケースは少ないですが、詳細な写真まで見せてくれる場合があり、物件を知るヒントになります。
内見はできるか?
マンスリーマンションのお部屋は、まず前提として内見を行っていない業者が一般的です。
ただ、中身も見てもらってから、納得して決めてほしいという思いのある業者の中には内見を行っている会社もあります。
やはりお部屋は実際に目で見てみるのが一番。
ダメ元で聞いてみるとよいでしょう。
⇒マンスリーマンションの内見について知りたい方はコチラの記事へ
3. マンスリーマンション業者の口コミも見ておこう
マンスリーマンション業者の中には、物件数の多さから管理が行き届いておらず、そういった管理不足や不満を、利用者の方が口コミで投稿している場合があります。
そういった口コミを完璧に信用するのは避けた方がよいと思いますが、あまりに多くの方からご意見を頂いている業者はやはり避けた方が無難かもしません。
口コミは参考程度にしつつ、物件選びを進めましょう。
マンスリーマンションの借り方を押さえてベストな物件を選ぼう!
マンスリーマンションはあまりなじみのあるサービスではないため、借り方も気になる方が多いかと思います。
今回の記事でマンスリーマンションの一般的な借り方を押さえるとともに、借り方のコツも活用して、ベストな物件選びを行ってくださいね。
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