大阪で暮らす街を探す【4】長堀鶴見緑地線で一人暮らしにオススメの駅5選
大阪市内の各路線の一人暮らし情報を紹介する企画の第4弾、今回は「大阪メトロ長堀鶴見緑地線」について紹介します。
この線は、大阪市にお住まいの方でも、沿線に住んでいないと使う頻度は低いマイナー路線なので、一体どんな路線なのかよくわからないという方が多いようです。
今回は、長堀鶴見緑地線の特徴や魅力を解説し、一人暮らしにおすすめの駅を5つピックアップしてみました。
大阪メトロ長堀鶴見緑地線の特徴
大正駅〜門真南駅感を結ぶ路線で、テーマカラーは黄緑。
1990年に花博の開催に合わせて京橋駅 〜鶴見緑地駅間が開業し当初の路線名は鶴見緑地線でした。
その後、1996年に京橋駅から心斎橋駅まで延伸。長堀通の地下をさらに西伸させる計画もあり、この際に長堀鶴見緑地線と改称され、大正駅まで伸びました。
大阪市中心部では環状線の東西路線の役割を果たしますが、両端で南北方向に折れて南西部と市北東部および門真市とを結んでいます。
長堀鶴見緑地線のオススメポイント5つ
長堀鶴見緑地線のオススメポイントを5つ紹介します。
- ミナミの中心地と京橋のビジネス街周辺の鉄道空白地帯を結ぶ
- 京セラドーム（大阪ドーム）へのアクセスが良い
- 花博記念公園やスポーツ施設のある鶴見緑地へのアクセスが良い
- 沿線に最近人気の住宅街エリアが多い
- 鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄という特殊な車両に乗れる
【1】ミナミの中心地と京橋のビジネス街周辺の鉄道空白地帯を結ぶ
心斎橋・長堀橋などのビジネス街、大阪ビジネスパーク（OBP）などの鉄道空白地帯を結んでおり、この地域に拠点がある企業への通勤が便利です。
それだけではなく、玉造や森ノ宮ではJR環状線と連絡しており、環状線内部では南北に走る地下鉄線などと多く交わっており、1回の乗り換えで市内の様々な場所へ行くことができます。
【2】京セラドーム（大阪ドーム）へのアクセスが良い
京セラドームがあるドーム前千代崎駅に1本で行けることもポイント。
野球ファンの方や、定期的にドームツアーを行うアーティストのファンの方はこの線を使ったことが多いでしょう。
ドーム周辺は、大型ショッピングモールやホームセンターなどの商業施設も充実しています。
【3】花博記念公園やスポーツ施設のある鶴見緑地へのアクセスが良い
先述の通り、花博に合わせて作られた路線で、鶴見緑地駅にある花博の跡地は公園として整備されています。
世界各国のジオラマと植生を再現した公園や、世界最大級の温室のある「咲くやこの花館」などがあり、週末を緑の中でゆったり過ごすにはぴったりの環境です。
また、各種球技場やプールなどのスポーツ施設も併設されており運動好きの方にもおすすめです。
【4】沿線に最近人気の住宅街エリアが多い
沿線には最近人気上昇中の住宅街エリアが増えています。
例えば、庶民的な雰囲気が人気の京橋・蒲生四丁目や、住宅・人口が増えつつある今福・鶴見区のエリアなど。
人が増えることで、今後商業施設も増えて、さらに暮らしやすくなっていくことが予想されます。
【5】鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄という特殊な車両に乗れる
少々マニアックな話ですが、鶴見緑地線は他の大阪メトロの車両と少し違う、「鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄」という標準軌ながら従来の車両より断面積が小さい車両が採用されています。
簡単に言うと、レールは同じだけれど、車両が小さいということ。実際に乗るとちょっと狭い感じがします。
実は、日本初の鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄であるため、開業に先立ち南港の埋立地に実験線を建設して、データ収集、乗務員の習熟運転に充てたこともあるそうです。
鉄輪式リニアモーター地下鉄は、その後都営地下鉄大江戸線・神戸市営地下鉄海岸線・福岡市地下鉄七隈線・横浜市営地下鉄グリーンライン・仙台市地下鉄東西線など、その他の都市の路線でも採用されることとなったそうです。
珍しい車両が好きという鉄道ファンの方にはおすすめです。
長堀鶴見緑地線のデメリット3つ
もちろん良いことばかりでなく、微妙な側面もあります。
- 地下深いので階段が多い
- 沿線に用がないと住むメリットは少ない
- 発車メロディが怖い（と感じる人もいる）
【1】地下深いので階段が多い
この線の利用者の不満としてよく聞くのが、「深いので階段が大変」ということ。
比較的新しい路線のため地下深いところを走っており、その分階段で深くまで降りなければなりません。
駅徒歩●分という表記があっても階段の移動時間は加算されていないので、時間にシビアな方は一度自分の足で所要時間を測った方が良いでしょう。
もちろんエスカレーターやエレベーターもありますが、混雑時は階段を使う方が多いようです。
また、乗り継ぎ駅との経路が迷路のようになっていることも多いので慣れるまでは大変かもしれません。
【2】沿線に用がないと住むメリットは少ない
長堀鶴見緑地線は大阪市に住んでいてもあまり使ったことがないという方も多いようです。
沿線に勤務先や学校やよく行く場所がある場合のほか、よほど希望条件に合う物件がないと一人暮らしで住む場所として選ぶ人は少ないかもしれません。
【3】発車メロディが怖い（と感じる人もいる）
「鶴見緑地線」で検索するとなぜか「怖い」というおすすめワードが出てきました。
調べたところ、「長堀鶴見緑地線の発車時のメロディが怖い」という話をお笑い芸人さんがネタにしたことで有名になったようです。
確かに発車時に流れるメロディが独特ですが、怖いと感じるかどうかは人それぞれ。
実際に住むと毎日聞くことになるかもしれないので、是非一度足を運んで確認してみてください。
長堀鶴見緑地線で一人暮らしにオススメの駅5選
ではここで、一人暮らしにおすすめの駅を5つ紹介します。
- 大阪ビジネスパーク（京橋）駅｜関西各方面にアクセス抜群・飲み屋も充実
- 玉造駅｜心斎橋まで自転車で20分・ホームセンターで何でも揃う
- 長堀橋駅｜意外と住みやすいミナミのビジネス中心地
- 西大橋駅｜都会的でハイセンスな暮らしがしたい人におすすめ
- ドーム前千代崎駅｜橋を渡れば堀江・賑やかで何でもある街
【1】大阪ビジネスパーク（京橋）駅｜関西各方面にアクセス抜群・飲み屋も充実
大阪ビジネスパークは読売テレビやパナソニックなど、大企業の本社支社が集結する地区です。
付近にある京橋駅は、JR東西線・環状線のほか京阪線が走っており、北河内～京都南部地区へのアクセスは抜群ですが、市内、特にミナミ方面へのアクセスがイマイチでした。
長堀鶴見緑地線が開通し、目の前に大阪ビジネスパーク駅ができたことで、心斎橋や長堀橋などのミナミの中心地へのアクセスがよくなりました。
実際に住む街としては、京阪モールなどの商業施設が充実しており、一通りのものが揃うので、買い物に困ることはなさそう。
また、「おじさん飲みの聖地」として通好みの飲食店も充実しているほか、全国的に有名なレジャービル「京橋グランシャトービル」などもあります。
基本的にワイワイガヤガヤとした街なので、夜遊びはしない・喧騒が苦手という方は場所を選んだ方がいいかもしれません。
- 1Kの家賃相場：6.40万円
- 駅の利便性：京橋でJR環状線に連絡（大阪駅まで乗り換えなしでアクセス可）
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【2】玉造駅｜心斎橋まで自転車で20分・ホームセンターで何でも揃う
JR大阪環状線の乗り換えがあり、下町的な雰囲気もありますが、部分的に高級住宅地もあるので住環境に落ち着きがあります。
市街地には珍しいくらいの床面積を誇るロイヤルホームセンターでは、家が一軒作れるくらいの建材や生活用品の品ぞろえが魅力。
長堀通を使い自転車を使えば、長堀橋や心斎橋のオフィス街には自転車で20分くらいでアクセスすることができるのもいいですね。
コッペパン専門店「パンヤ」など話題の店があるほか、中島らもの事務所があったことでも有名です。
- 1Kの家賃相場：6.10万円
- 駅の利便性：JR環状線に連絡（大阪駅まで乗り換えなしでアクセス可）
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【3】長堀橋駅｜意外と住みやすいミナミのビジネス中心地
ビジネス中心の街と思われがちですが、意外と住むところも多いのが長堀橋。
ダイエー 東心斎橋店や、スーパー玉出周防町店など安くて在庫豊富なスーパーもあり、安くておいしい飲食店もたくさんあるので外食派も安心です。
堺筋から東側に行くと、住居が多く、お手軽な家賃で借りられる物件がでてきます。
ただ、治安が良いとは言い切れない場所もあるので、心配のある方は住む前に一度、昼夜共に下見に行かれることがおすすめです。
難波・心斎橋・本町・淀屋橋などのオフィス街には頑張れば徒歩で行けるくらいのアクセスの良さです！！自転車移動も◎
- 1Kの家賃相場：6.34万円
- 駅の利便性：心斎橋に徒歩で行ける
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【4】西大橋駅｜都会的でハイセンスな暮らしがしたい人におすすめ
心斎橋から一つ西の駅で、南側は流行に敏感な若者に人気の北堀江エリアにあたります。
また長堀通の北側一帯の「新町」地区は、個人経営の飲食店の名店のほか、若者をターゲットにしたオシャレな店が各ジャンルで非常に多く、こちらも感度の高い人々が足しげく通うエリアです。
様々なジャンルの大規模コンサートが頻繁に行われる「オリックス劇場」もこの界隈にあります。
おしゃれな街というだけではなく、心斎橋や、本町（特に四ツ橋筋近辺の会社）には非常にアクセスが良く、平地なので自転車での移動も楽々。（おしゃれな自転車の人が多いです）
この近辺で住みやすいエリアとしては、四ツ橋線の西側です。
周辺は公園も多く、ファミリー向け・単身向け共に住居も多く、スーパー玉出堀江店や、ライフ 西大橋店などスーパーも豊富なのでお買い物にも困りません。
- 1Kの家賃相場：6.05万円
- 駅の利便性：四ツ橋線四ツ橋も使える
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【5】ドーム前千代崎駅｜橋を渡れば堀江・賑やかで何でもある街
名前の通り、「京セラドーム」の最寄り駅で、ドームだけではなく下記のような施設もあり、生活にはまったく困りません！
- イオンモール大阪ドームシティ（ショッピングモール）
- スーパービバホーム 大阪ドームシティ店（ホームセンター）
- フォレオドームシティ（専門店街）
野球の試合のほか、大きなライブにも楽に参戦できるのでそのような趣味の方にはおすすめですが、イベントのある日はラッシュ時以外も電車が混雑するというデメリットがあります。
阪神線と接続しているので、難波や神戸方面・奈良方面に行きやすいです。
心斎橋から西に行くほど、家賃は安くなっていく傾向がありますが、木津川を渡るとさらに家賃相場が安くなります。
木津川を渡ってしまえば住所は南堀江ですので、自転車一つあれば堀江・心斎橋・なんばにも簡単にアクセスすることができます。
平地なので移動は楽です。
ただ、治安や騒音については気にされる方も少なくないエリア。心配な方は、一度昼夜両方の様子を確認された方が良いかもしれません。
- 1Kの家賃相場：5.93万円
- 駅の利便性：阪神線に連絡（なんばや神戸に一本）
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長堀鶴見緑地線沿線にある当社のマンスリーマンション物件代表例
以下、弊社ワンライフでも近辺のお取り扱いの物件もございます。
京橋プラザ
【アクセス】
大阪メトロ長堀鶴見緑地線京橋駅 徒歩7分
京橋ザ・サード
【アクセス】
大阪メトロ長堀鶴見緑地線京橋駅 徒歩2分
大阪南船場
【アクセス】
大阪メトロ長堀鶴見緑地線長堀橋駅 徒歩7分
大阪西新町
【アクセス】
大阪メトロ長堀鶴見緑地線西大橋駅 徒歩4分
まとめ
長堀鶴見緑地線は、マイナー路線である分主要な路線よりもお手頃で住みやすいエリアが多い傾向にあります。
とはいえ、住んでみると「思ったより騒がしかった」「コンビニが近くにない」「街の雰囲気が自分とは合わない」など生活ニーズに合ってなかったというケースも多いです。
不動産屋さんは良い面ばかりをアピールすることが多いので、夜間の治安や明るさ、駅の利便性など住んでみてから後悔することもあるかもしれません。
そのように、「高い敷金礼金を払って失敗したくない」「住む場所はしっかり決めたいからそれまでの間の仮住まいが欲しい」という場合は、「マンスリーマンション」で「お試し一人暮らし」をしてはいかがでしょうか？
長堀鶴見緑地線の周辺エリアのマンスリー物件ならワンライフへお問い合わせ！
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