大阪市で安いスーパーはどこ?|安さが売りのスーパー4選とおすすめエリア
これから大阪市内に出張、転勤などで引っ越してくる人、または大阪市内で引っ越しを考えている人にとって、近くに食料を調達するスーパーがあるかどうか、どんな価格帯かは重要ですよね。
特に、自炊をして生活費を抑えたいという人は、材料費を安く上げるため、できるだけ安いスーパーでお買い物をしたいと考えていらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、大阪市内のスーパーの事情を御紹介し、
- どんなスーパーが安いといわれているのか?
- 安いスーパーが多いエリアは?
- 大阪特有の特徴があるのか?
などの疑問に答えていきます。
ぜひ、出張や転勤を伴う引っ越し先、新居の周辺を調べたりする時に役立ててくださいね。
大阪市内のスーパーを考える上での基礎知識
大阪市内は生活人口も多いため、スーパーも数多くあります。
また、意外に思われるかもしれませんが、大阪市はオフィス街の中にもマンションがたくさんあり、都心で暮らすこともできる街です。
どこの街でもスーパーが多いところは商品が安い傾向にある
これはどこの街でも言えることですが、比較的価格帯が安い立地としては「スーパーがたくさんある場所」が挙げられます。
価格競争で値下がりが見込まれるほか、曜日や週ごとに特売品が設けられる可能性が高く、それぞれのチラシなどを見て賢く利用することで、食費を抑えられるのではないでしょうか。
マンションが立ち並ぶ住宅地などのなかで、徒歩圏内にスーパーが複数ある場所はねらい目かもしれません。
大阪市内で安いスーパーといえば?お財布に優しい庶民派スーパー4選
ここで、大阪市内で安いといわれているスーパーを4つ紹介します。
- サンディ
- ラ・ムー
- 業務スーパー
- KOHYO
それぞれの「特徴やコンセプト」「(肉・野菜・魚・お米・酒・惣菜などの)ジャンル別の強み」「立地・多いエリア」「タイムセールの情報」
を紹介していきます。
【1】サンディ
いわゆる「ボックスストア」という形態です。特定の商品をまとめて仕入れることによって安さを実現するスーパーです。
特徴やコンセプト
「サンディ」は、大阪市淀川区に本社を持ち、関西に150店舗以上展開するスーパーです。
- 「よい品をいつでもより安く」
- 「シンプル」こそがディスカウントの鍵
- サンディでしか実現できない貢献
というコンセプトを会社の理念にしています。
「陳列」や「包装」など過剰サービスを省き、店舗設計から仕入・販売に至るまで、徹底したローコストを追及、小売価格に反映しています。
ジャンル別の強み
肉や魚は少なめの品揃えですが野菜は一通りあります。
生鮮食品の品揃えは競合に比べて弱いものの、お酒やソフトドリンク、油や調味料、加工食品、お菓子に強いです。
立地・多いエリア
大阪市内での比較的都心から近いスーパー密集地では、天神橋筋六丁目や十三・塚本にあります。
その他の立地は比較的駅前から少し離れた場所にある傾向があります。
タイムセールの情報
タイムセールの実施は無いです。
仕入れを固定させることによるエブリデイロープライスで、店員の手数を減らしています。
【2】ラ・ムー
こちらもサンディと同じく「ボックスストア」という形態です。特定の商品をまとめて仕入れることによって安さを実現するスーパーです。
特徴やコンセプト
「ラ・ムー」は、「大黒天物産」という会社が運営しています。1993年に設立、岡山県倉敷市に本社を持ち、岡山県を中心に展開しています。近年関西にも展開を始め、大阪府には14店舗展開するスーパーです。その圧倒的な安さでスーパー業界の中で存在感を出し始めています。
ラ・ムーでは市場調査からニーズを調査してそれを反映したPB(プライベートブランド)商品「D-PRICE」の開発に力を入れていて、その商品の圧倒的な安さに、ラ・ムーのPB商品を目当てにくるお客さんも多いようです。
ジャンル別の強み
こちらもサンディと同じく、肉や魚は少なめの品揃えですが野菜は一通りあります。
生鮮食品の品揃えは競合に比べて弱いものの、PB商品も充実、お酒やソフトドリンク、油や調味料、加工食品、お菓子に強いです。
立地・多いエリア
基本的に駐車場付きの郊外出店が中心です。
大阪市内には、西九条と北津守にあります。梅田近辺や難波近辺から自転車を使って20~25分、というところです。
安さには代えられない、という人はこの距離も自転車で走って買いにいくようです。
タイムセールの情報
エブリデイロープライスを身上としているのでタイムセールの実施はありません。
チラシや人件費などの販管費を下げて、その分価格に転嫁しています。
【3】業務スーパー
業務スーパーは、冷凍の業務用食品などを開発する神戸物産がプロデュースするスーパーです。
特徴やコンセプト
開発から販売までを一元管理することで、無駄を徹底的に排除したローコスト体制による小売販売システムを実現しています。
また、陳列もなるべくシンプルに行なうことで人件費も下げております。
「業務」という名前の通り、野菜や精肉は大ロットで販売しています。飲食店の仕入れによく使われることでもわかるように、1週間の献立をあらかじめ決めて食事を作られるタイプの方にはピッタリ合うでしょう。
関西地区の業務スーパーの特徴は、「郊外大型店だけではなく、小規模の都心の店舗もあり、比較的小回りがきく」ところといえます。
ジャンル別の強み
上記2店舗に比べて、野菜や果物、精肉や鮮魚などの生鮮食品に強い。
オリジナルの冷凍食品も豊富。
大ロットのまとめ買いで計画的な自炊をする人にはおすすめです。
冷凍室の大きい冷蔵庫が必須です。
立地・多いエリア
郊外型大型店も都心型デイリーユース店もバランスよく立地しています。例えば大阪市内では、中央区の本町通と松屋町筋が交差するところに立地していたり、京橋や天満の駅近など都心の店舗もあり、単身者にもやさしい立地です。
タイムセールの情報
エブリデイロープライスを身上としているのでタイムセールの実施はありません。
チラシや人件費などの販管費を下げて、その分価格に転嫁しています。
【4】KOHYO(光洋)
こちらは、1973年に大阪市西区で鮮魚店として開業しましたが、2007年にイオンの子会社、2020年にダイエーの子会社になりました。上記3スーパーとは異なり、「ボックスストア」ではなく、一般的なスーパーになります。
特徴やコンセプト
イオン系のスーパーの子会社として、WAONの利用や20日・30日5%OFFなどイオン全体の販促キャンペーンも行いつつ、KOHYO独自の店舗ごとのキャンペーンも組み合わせており、イオン系と地域系のスーパーのいいとこ取りをしたようなポジショニングに利点があります。
また、内装も黒を基調に高級感があり、深夜営業や都心立地など、都市生活者のタイムスケジュールに合ったスーパーといえます。
ジャンル別の強み
他のスーパーに比べびっくりするほど安いものは少ないものの、イオン系の物流が反映され、色々なジャンルのものがバランス良く安いです。
生鮮食品の品質が比較的高く、惣菜や弁当・パンなどが充実していることも特徴です。
立地・多いエリア
(大阪市中央区)南森町、森ノ宮、内本町、淀屋橋、南船場
(大阪市西区)肥後橋、堀江
の駅近に立地、大阪市内の都心部の主要な場所に立地、まさに「都会のスーパー」といったところです。
タイムセールの情報
タイムセールは実施していないようです。
大阪市内で安いスーパーの近くに住みたい人におすすめのエリア
ここまで紹介したような安いスーパーが比較的多く、生活しやすいといわれているエリアをいくつか挙げます。
- 大阪市北区天神橋筋界隈
- 大阪市中央区南船場・内本町界隈
- 大阪市西区南堀江・浪速区桜川界隈
それぞれ、「周辺のスーパー」「最寄駅」「中心地へのアクセス」「一人暮らしの場合の相場」を含めて紹介していきます。
【1】大阪市北区天神橋筋
大阪市北区天神橋筋界隈は非常に活気ある商店街があり、アクセスのわりに物価が安いことも人気のポイントです。
安いスーパーも密集していて、安く買い物をすることができます。
梅田にも頑張れば徒歩圏内で、都心の利便性と暮らしやすさの両立を図ることができます。
周辺のスーパー
サンディ天六店・業務スーパー天満店・KOHYO南森町店など
最寄り駅
JR大阪環状線天満駅・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅
中心地へのアクセス
梅田には徒歩・自転車圏
一人暮らし(1K)の場合の相場
5.7~6.2万円
以下、弊社ワンライフでも近辺のお取り扱いの物件もございます。
OneLife南森町駅前
【アクセス】
JR大阪環状線天満駅 徒歩9分
大阪メトロ南森町駅 徒歩2分
【2】大阪市中央区南船場・内本町
大阪市中央区の本町近辺、かつては大きな問屋街だった地区に現在マンションがたくさん建ち、「住める」地区になってきました。
本町地区のオフィスや、心斎橋や難波にも自転車があればすぐの立地で、利便性が大阪市内で最も高いところ、ということができるでしょう。
周辺のスーパー
KOHYO南船場店・KOHYO淀屋橋店・業務スーパー本町橋店など
最寄り駅
大阪メトロ・堺筋本町駅
大阪メトロ・谷町四丁目駅
中心地へのアクセス
心斎橋・難波は徒歩圏内。
梅田など主要都市にも電車で10分ほどです。
一人暮らしの場合(1K)の相場
6.4~6.9万円
以下、弊社ワンライフでも近辺のお取り扱いの物件もございます。
OneLife堺筋本町SOUTH
【アクセス】
大阪メトロ堺筋本町駅 徒歩6分
大阪メトロ松屋町駅 徒歩6分
OneLife谷町セントラル
【アクセス】
大阪メトロ堺筋本町駅 徒歩8分
大阪メトロ谷町四丁目駅 徒歩5分
【3】大阪市西区南堀江・浪速区桜川
大阪の若者文化の中心地、アメリカ村や難波の西側の地区になるのが、「堀江・桜川」地区です。
南堀江という住所は横に長く、川を越えると大阪ドームという木津川まで南堀江になります。
お洒落な飲食店や服屋さんが多い地区でもあり、たくさんの人が暮らす住宅地でもあります。
周辺のスーパー
KOHYO堀江店・ラ・ムー此花店など
最寄り駅
阪神線・大阪メトロ 桜川駅
大阪メトロ 西長堀駅
中心地へのアクセス
難波や心斎橋は隣町なので徒歩圏内
梅田は地下鉄で15分ほど
一人暮らしの場合(1K)の相場
6.0~6.5万円
まとめ
大阪市内の安いスーパーについてご紹介しました。
大阪市内は、オフィスや商店が密集する地区の比較的近くに住める、というメリットがあります。飲食をする場所や買い物する場所をしっかり見ておけば、生活費をしっかり抑えながら便利な生活をすることもしやすい街といえるでしょう。
長期出張や転勤、引っ越しで大阪市内に住むことをお考えの方、ぜひ今回の記事を参考になさってください。
また、
- 引越し先を探すまでの間住む家がない
- 街の雰囲気を知るのに試しに少し住んでみたい
- 希望の物件が空くまで少し期間がある
などの場合は、マンスリーマンション・ウィークリーマンションの利用がおすすめです。
どんなことでも御相談くださいませ。