最短1週間など短期間でも入居可能なお部屋として利用できるマンスリーマンション。

営業職や研修生など、1ヶ月単位の滞在が必要な社員がいる企業担当者の方のなかには、社員の住居としてマンスリーマンションを検討したこともあるでしょう。

そこでこの記事では、マンスリーマンションを法人として利用しようと考えている企業担当者様向けに、マンスリーマンションを法人契約するメリットやかかる費用項目、利用の流れや手続きについて紹介します。

社員や研修生の住居として、マンスリーマンションを法人契約について検討されている方は、参考にしてみてください。

マンスリーマンションは法人契約も可能 | 法人契約のメリットとは

マンスリーマンションは最短1週間単位で入居することができるマンションのことで、法人契約できるところも多いです。

個人向けのサービスしか展開していないように見える会社でも、問い合わせをすると法人契約の対応をしている場合もあります。

法人契約の内容はサービスを提供している会社によって異なりますが、主な契約内容は2種類です。

• 個人契約と同様に法人名義で契約をして社員が利用する
• 法人会員に登録をして継続的に利用する

個人契約と同様に法人名義で契約をして社員が利用する

法人としてマンスリーマンションを利用できる契約内容の一つは、個人がマンスリーマンションを契約するときと同様に、企業がお部屋を借りて社員が利用する方法です。

法人会員に登録しない限り、マンスリーマンションの契約内容や手続きは基本的に個人と法人で変わることはありません。

利用の流れは、物件を探して、希望するものが見つかれば運営会社に連絡をし、申し込みして契約するだけです。のちほど紹介しますが、必要な書類も個人の場合とほとんど変わりません。

個人利用と同じようにマンスリーマンションを法人契約するメリットは以下の2つです。

• 社員の負担が減る
• 経費管理がラクになる

法人が社員の住む物件を準備することで、出張や研修などで引っ越ししないといけない社員の負担を減らすことができます。加えてマンスリーマンションには、家具家電など生活環境が整っているので、社員がわざわざ家具家電を準備する必要もありません。

またマンスリーマンションを契約して利用すれば、社員がホテルを使うことがなくなります。会社側に管理会社からそのまま請求がくるので、経費の建て替えなども不要で精算にかかる時間も減ります。

法人会員として登録をして継続利用する

マンスリーマンションと法人契約を結んで利用するもう一つの内容は、法人会員になって継続的に利用することです。

法人会員を募っているかどうかは運営会社によって異なりますが、サービス提供側からすると長期の利用は嬉しいものです。

法人の会員登録をしてマンスリーマンションを利用する法人側のメリットとしては

• 特典などを受けられて賃料を抑えられる
• 社宅として利用できる

などがあります。

法人会員の登録を受け付けているからには、管理会社側も何か利用者側へのメリットを用意しているはず。

わかりやすいものでいえば割引を受けられたり、まとめてお部屋を借りられたりするようなサービスです。また空室状況など常に新しい情報を届けてくれることもあるでしょう。

その他には物件をいくつかまとめて借りておくことで、社宅としても利用することができます。

先に紹介したようにマンスリーマンションには家具家電が揃っているため、引っ越しの負担が少なく社員としても嬉しいことでしょう。

このようにマンスリーマンションは紹介した2種類の内容で法人契約をすることが可能です。

また上記であげたメリット以外にも、マンスリーマンションを利用すると、物件によりますがホテルに宿泊するより安くなることがあります。

仮に1日6,000円のビジネスホテルを1ヵ月間利用すると、単純計算で合計180,000円になります。

この金額より安く物件を借りられれば、ホテル滞在するよりも経費を浮かせることが可能です。

法人契約でかかる費用項目 | キャンペーン利用で割引してくれることも

一般的にマンスリーマンションを借りる際にかかる費用には以下のようなものがあります。

• 賃料
• 水道光熱費
• 清掃費（契約時）
• 管理費
• 寝具代（オプション）

このなかで初期費用として含まれるのが、清掃費や保証金、寝具代。毎月かかってくるものは賃料、水道光熱費、管理費です。

料金は入居する地域や利便性、グレード、広さや設備によって異なってきますが、基本的にこのような費用がかかってくると考えておくと良いでしょう。

また時期によってはキャンペーンを実施しており、普段よりも安い価格で物件を借りることが可能です。

法人としてマンスリーマンションを利用するための流れと手続き

続いて法人として、マンスリーマンションを利用するための流れと手続きについて紹介します。

物件探しから入居までは下のような流れになっています。

1. 物件を探す
2. お問い合わせ
3. 申し込み
4. 契約
5. 入居

１．物件を探す

まずは条件にあう物件を探します。

法人として契約する場合、Webサイトで良い物件が見つからないときには管理会社に直接連絡して良い物件がないか聞くのがおすすめです。

管理会社からすると長期利用やリピート利用してくれる可能性があり、条件や希望にあう物件を教えてくれることがあります。

ちなみにOneLifeは希望条件を入力するだけで、その方にぴったりの物件を紹介する「おまかせコンシェルジュ」というサービスを行っています。

こちらは法人として契約されたい場合にも利用可能です。

２．お問い合わせ

条件に合う物件が見つかれば、問い合わせをします。

個人で契約する場合と同様に電話とメールで問い合わせすることができ、その後状況によっては内見をすることも可能です。その際、あわせて料金の案内や物件の説明などがあります。

法人として会員登録をして利用することができる運営会社では、電話一本で部屋を確保することができます。

３．申し込み

個人と同様に法人として契約を結ぶ場合、物件の説明を受けたあとに申し込みを行います。このときに不明な点や些細な疑問があれば聞いてみることをおすすめします。

またお問い合わせのときと同様に、法人会員になっていると申し込みもスムーズに行うことができます。

急遽お部屋が必要になった場合にも、対応してもらいやすいです。

４．契約

申し込みが完了すると、申し込み内容をもとに運営会社のほうが契約書を作成し、郵送やFAXなどで送付されます。

届いた契約書に必要事項を記入して、必要な書類と一緒に期日までに返送し、入金手続きを行います。支払期日までに銀行振込を行います。

法人会員になっていれば、簡略化された手続きでの契約が可能なこともあります。

５．入居

契約が完了したら、鍵を受け取り入居日から住むことが可能です。

鍵の受け取りは運営会社によって様々で、最寄りの店舗や宅配での送付、キーバンカーなどで行うことが主です。

マンスリーマンションの法人契約に必要な書類とは？

利用するための流れのなかで法人契約する際、必要な書類があると記載しました。

法契契約で必要になる書類は、主に会社概要と入居者の身分証明書です。身分証明書は運転免許証やパスポートのコピーなどを利用することができます。

基本的に法人契約の場合、借りる法人が準備するものはそれ以外になく、保証人なども不要です。また審査もないため、スムーズに入居することが可能です。

注意点としては、法人契約をしていても入居者が変わる際に、管理会社に連絡を入れることが必要な点です。その際、入居者の身分証明書が必須になります。

マンスリーマンションを法人契約するときのポイント

最後にマンスリーマンションを法人契約するときのポイントを紹介します。

マンスリーマンションを契約する際に確認しておいたほうが良いポイントは以下の2つです。

• キャンペーンや割引の有無
• 設備の確認

キャンペーンや割引の有無

マンスリーマンションの運営会社は、時期や借りる物件によってキャンペーンを行っていることがあります。

キャンペーン利用することで賃料が安くなるため、物件を探すときや申し込み時に確認しておくことをおすすめします。

また利用する人数によって割引が適用される場合もあるので、その点も確認しておくと良いでしょう。

設備の確認

マンスリーマンションは生活に必要な設備が基本的に揃っています。

しかし物件によって賃料に含まれている設備に違いがありますので、なにが含まれているのか、反対にオプションになるものは何かなどは確認しておくようにしましょう。

またマンスリーマンションではインターネットの環境も整っていることが多いです。

社員さんのなかには、テレワークなどでお部屋で仕事をする方がいるかもしれません。

ですのでインターネットが可能でWi-Fi環境が整っているのであれば、回線速度が仕事をするのに十分かなどもチェックしておくことをおすすめします。

なかにはポケットWi-Fiを貸し出しているところもありますので、事前にチェックしておきましょう。

まとめ

以上、マンスリーマンションを法人契約する際のメリットや流れ、注意点について紹介しました。

OneLifeではキャンペーン検索で期間限定の割引を行っていることもございます。

OneLifeの物件を探される際は、キャンペーン検索からご利用ください。