【保存版】単身赴任の準備でやることとは?お得に引っ越しできる物件選びの仕方とは
「単身赴任が決まって引っ越しすることになったが、何を優先して準備するべきか知りたい」
「なるべく家計に負担がないよう費用を抑えたい」
「引っ越しの手間をできるだけなくしたい」
このように考えている方は多いはず。
今回は単身赴任の準備でやるべきことや引っ越しの手間を減らして、費用を少なくする方法、準備物や公的な手続について解説します。
準備にまだ手がつけられていない方は、この記事を参考に進めてください。
単身赴任の準備でやることは4つ
単身赴任の準備で行うことは次の4つです。
- 物件選び
- 必要なものの準備
- 引っ越しの手配
- 公的な手続
それぞれ順番に解説します。
【1】物件選び
単身赴任が決定したら真っ先にやることは物件選びです。
物件がすでに決まっている場合は、必要なものの準備まで読み進めてください。
しかしなかには単身赴任先を自分で選ぶ必要があるか方もいるでしょう。
その方は物件を決めることで、必要なものの準備や引っ越しの手配を行うステップに進むことができます。
単身で引っ越しを行う場合は二重生活になるので、できるだけ費用が抑えられる一人暮らし用の賃貸を選ぶことが多いです。もしくは期間によってはあとで紹介するマンスリーマンションに住むほうがお得になる場合もあります。
不動産仲介を行っている業者のポータルサイトなど、インターネットを利用して集められるだけ情報を集めましょう。
赴任までに余裕がある場合、気になる物件の地域などに足を運んでみることもおすすめです。
【2】必要なものの準備
つづいて引っ越し先の物件を決めたら、必要なものを準備します。
単身で住む場合必要になのは、
- 家電
- 家具
- 衣類
- 洗面道具
- キッチングッズ
- その他
です。
ここでは引っ越し前に揃えておくべきもの、引っ越し後すぐに買いにいくべきもの、徐々に買いそろえていくものに分けて紹介します。
引っ越し前に揃えておくべきもの
ここで紹介するものは自宅から持っていくものとして、引っ越し前に揃えておくべきものを紹介します。
引っ越し当日に揃えることもできますが、引っ越し後に揃えるものが多すぎたりすると大変ですし、手続きなどをしたりやることがたくさんあるので、以下のものは事前に揃えておくことをおすすめします。
寝具 | 敷布団・掛け布団・枕。ベッドの場合、マットやシーツも必要 |
カーテン | 日差しや外からの目線を遮断するため、引っ越した当日からすぐに使えるように準備しておくと良い |
トイレットペーパー | コンビニやドラッグストアなど当日買いに行けないことも考えて、あらかじめ用意しましょう。水に流せるティッシュでも代用可能 |
普段着・部屋着・下着 | 引っ越し後はバタバタするので、それぞれ最低3着程度は持っていくと良い |
スーツやユニフォーム | 仕事で必要な場合 |
靴・革靴 | 普段履く靴と仕事で使う靴 |
ハンガー | スーツやジャケットなど型崩れさせないため、持っていくほうが良い |
歯ブラシ・歯磨き | コップなどもあると良い |
ボディソープ・シャンプーなど | 自宅のお風呂を使う場合 |
バスタオル・フェイスタオル | 1~3枚程度あると良い |
お風呂用洗剤・掃除道具 | お風呂を洗う際に使用 |
ひげ剃り | 男性の場合 |
引っ越し後すぐに買いにいくべきもの
次に引っ越し後すぐに買いにいったほうが良いものを紹介します。
家電などは事前にインターネットで購入しておき、引っ越しに合わせて届けてもらうことも可能です。
冷蔵庫 | 料理をする方は必須 |
洗濯機 | 2~3日程度はコインランドリーなどで代用可能 |
電子レンジ | お弁当などを温めるときにあると良い |
ドライヤー | 必須の方は引っ越し前に揃えておいても良い |
掃除機 | すぐに必要になるわけではないので、休日などに購入 |
インターネット契約 | 自宅でネットを使用する方は早めに契約するほうが良い |
照明器具 | ついている場合が多いですが、ついていない場合引っ越し当日に購入 |
バスマット | |
洗濯用洗剤 | |
ティッシュペーパー |
買いそろえるまで時間に余裕があるもの
以下のものは人によっては無くても大丈夫なものです。
必要な方は徐々に買いそろえましょう。
炊飯器 | 購入するまで外食できる |
テレビ | |
延長コード | ないと意外に困ります。あったほうが便利 |
机・イス | 食事や仕事、勉強などで必要な場合 |
調理器具 | フライパン・鍋・包丁・まな板 |
食器類 | 皿・お椀・コップ・お箸・スプーン・フォークなど |
洗剤 | 食器用洗剤・スポンジ |
掃除用品 | 雑巾 |
以上が単身赴任で必要なものになります。
【3】引っ越しの手配 | 安く済ませる3つのコツ
必要なものが揃えば、どれくらいの物を引っ越しで運ぶ必要があるのかわかります。
それをもとに業者やサービスを決めて、引っ越しの予約をしましょう。
物件が決まっていない場合でも、おおよその距離がわかっていたり、荷量がわかれば見積してもらうことは可能です。
引っ越しまでに余裕が無い人は、物件探しや必要な者の準備など同時並行で進めましょう。
安く済ませる3つのコツは以下です。
- 引っ越し業者に頼まないようにする
- 業者を早めに予約する
- 相見積もりを取る・荷物を減らす
引っ越し業者に頼まないようにする
引っ越し費用を抑えたい場合、そもそも引っ越し業者に頼まないようにすることで費用が大幅に低くなります。
紹介した家具家電付きのマンスリーマンションに住む、宅配便で引っ越しを済ませる、荷物を極力減らして自分たちで引っ越しをすることで、引っ越し業者に頼まないで済みます。
業者を早めに予約する
引っ越し業者に依頼する場合、早めに予約することで費用を抑えることができます。
また3月~4月にかけての引っ越しシーズンはずらしたほうが安く済みます。可能であれば、ずらしてもらいましょう。
相見積もりを取る・荷物を減らす
何社かに引っ越しの見積りを取って費用を比較することで、安い業者に依頼することもできます。
加えて極力、引っ越し後に必要なものを揃えるようにして、荷量を減らして安いプランを選ぶこともおすすめです。
【4】公的な手続き
住民票を移す場合、引っ越し前後で公的な手続きが必要です。
引っ越し前には転出届け、引っ越し後には住民票転入手続き、マイナンバーカードの手続き(必要な自治体のみ)を行います。
公的な手続以外には自動車免許証の住所変更、ライフラインの開通手続きなどがあります。
引っ越し前
住民票を移す場合、お住まいの自治体に転出届けを出す必要があります。
住民票を移す必要があるかどうかの基準は、新しい住所に住むのが1年以内の場合と定期的に元々の家に帰って生活の拠点が変わらない場合です。
単身赴任の期間が1年以内と定まっている場合には、住民票を移さなくても住むかもしれませんので、自治体に相談してみてください。
それ以外の方は住民票の転出届を出しましょう。
引っ越し後
<住所変更に関する手続き>
住民票の転出届けを出した場合、転入届を出す必要があります。
引っ越し後14日以内に役場に行き、転入手続きを行ってください。
また転入手続き以外にも、自動車免許証などの証明書やキャッシュカード、クレジットカードなどの変更手続き、郵便のために転居届けも忘れずに行いましょう。
<ライフラインに関する手続き>
電気・水道は特に立ち合いの必要はありません。
入居日までに指定された方法で手続きを済ませましょう。
ガスの開通作業については立会いが必要です。引っ越しシーズンに転居する場合、1週間前など早めにガス会社に申し込みをして予約をとることをおすすめします。
引っ越しの手間を減らしてお得に住むならマンスリーマンションという手も
単身赴任をする場合、一般的には一人暮らしの賃貸物件を選ぶことが考えられます。
しかし引っ越しの手間や単身赴任でかかる費用を抑えたい場合、期間によってはマンスリーマンションに住むほうがお得になることもあります。
マンスリーマンションとは1週間や1ヶ月など短期間で住むことができるマンションのことです。
研修や出張などでよく利用され、特徴として敷金礼金、保証金などの初期費用がかからない、家具家電が備え付けられている、衣類などだけ準備して引っ越し可能ということがあげられます。
その分家賃は1Kの賃貸に比べて高い場合もありますが、単身赴任にかかる費用や手間をトータルで考えたとき、住む期間によってはお得になります。
たとえば当サイトの運営会社OneLifeが提供している、東京にあるマンスリーマンションで安い物件であれば、賃貸に1年間住むよりもトータルでコストを抑えることができます。
実際に1Kの物件と比較してみたところ、マンスリーマンションのほうが12万円ほど安くなりました。
<1年間新宿の物件で単身赴任をする場合の費用比較>
引っ越しにかかる費用項目 | 賃貸(87,000円の物件) | マンスリーマンション | ||
物件費用 | 家賃(共益費や管理費込み)※1ヵ月 | ¥92,000 | ¥114,000 | |
水道光熱費※1ヵ月 | ¥10,000 | ¥30,000 | ||
敷金・礼金 | ¥174,000 | ¥0 | ||
仲介手数料(1ヶ月賃料の50%) | ¥43,500 | ¥0 | ||
契約手数料 | ¥0 | ¥16,500 | ||
初期費用(鍵交換・清掃など) | ¥60,500 | ¥44,000 | ||
保証金 | ¥43,500 | ¥0 | ||
必要なもの
※マンスリーマンションに標準的についているもの |
家電 | 冷蔵庫 | ¥30,000 | ¥0 |
洗濯機 | ¥40,000 | ¥0 | ||
電子レンジ | ¥10,000 | ¥0 | ||
テレビ | ¥40,000 | ¥0 | ||
ドライヤー | ¥3,000 | ¥0 | ||
掃除機 | ¥10,000 | ¥0 | ||
ベッド | ¥8,000 | ¥0 | ||
家具 | パソコンデスク | ¥10,000 | ¥0 | |
いす | ¥7,000 | ¥0 | ||
カーテン | ¥3,000 | ¥0 | ||
寝具 | ¥10,000 | ¥7,800 | ||
インターネット | ¥7,000 | ¥0 | ||
引っ越し※賃貸の場合2回 | ¥200,000 | ¥0 | ||
合計 | ¥1,923,500 | ¥1,796,300 |
※マンスリーマンションの費用は通常料金にて計算。キャンペーン実施中は条件により価格がお安くなることもあります。
表では新宿周辺の1Kの平均家賃相場の物件で、家具家電をすべて一から揃えて引っ越しを2回するとしたときと、OneLifeが取り扱う以下の物件で1年間暮らす場合にかかる費用を比較しました。
このように費用負担を少しでも減らしたい場合は、マンスリーマンションを選ぶこともおすすめです。
まとめ
以上、単身赴任の準備で行うことについて詳しく紹介しました。
物件選びや事前の準備で単身赴任にかかる費用や手間を抑えることができます。
とくに短期間で単身赴任を予定している方や出張などで物件を探している方はマンスリーマンションという手段を考えてみてはいかがでしょうか。