大阪や京都でのロングステイが人気の理由 | 滞在方法の選び方も紹介
“ロングステイ”という言葉を、近年よく耳にするようになりました。
直訳すると”長期滞在”ですが、”ロングステイ”と表すと、一般的なニュアンスが少し変わってくるようです。
(ちなみに、ロングステイとは介護サービスの事を指す場合もあります。)
そこで今回の記事では、ロングステイの意味・大阪や京都でのロングステイが人気の理由・ロングステイ先での宿泊施設を探す時のポイントなどをお伝えしていきます。
そもそも”ロングステイ”ってどんな時にするの?
一般的に”ロングステイ”とは、「長期的な余暇滞在」のことを指します。
ロングステイの期間は、人により1週間から3ヵ月くらいまでと幅広く、転職前の有給消化として、あるいは時間に余裕が生まれたシニア世代のセカンドライフの一環として、ロングステイが親しまれています。
そのため「日常から離れたい」という考えを持たれている方が多く、ロングステイする場所として人気なのはハワイやマレーシアなどの海外リゾート地です。
ちなみに、国内のロングステイ先としては、沖縄が大人気です。
リゾート地以外でのロングステイも増えている
では、ハワイや沖縄のようなリゾート地でしかロングステイは楽しめないのでしょうか? 答えはNOです。
リゾート地と比べると、滞在期間は短めの傾向にありますが、関西でいうと大阪や京都での観光目的のロングステイが増えてきています。
(神戸も観光には適していますが、街が小さく観光スポットが密集しているため、何日もかけて観光する方は少ないようです。)
また、ビジネスホテルの連泊プランが「ロングステイプラン」と呼ばれることも多いため、仕事の都合での長期滞在も、広い意味ではロングステイに含まれるのかも知れません。
ということは、リゾート地に限らず企業が集まる都会でも、多くの方がロングステイ生活を送っていることになります。
大阪でロングステイが多い理由
近年大阪は、海外からの観光客が非常に多いです。
大阪の場合基本的には、短期滞在されることが多いですが、USJに行ったり、なんばで買い物をしたり、大阪をめいいっぱい楽しむために1週間くらいロングステイされるケースもあります。
海外の方だけでのロングステイの場合、ホテルや民泊を利用される方が多いのですが、”日本国内に住む友人が大阪を案内する”というような形の場合、「長く滞在するならウィークリーマンション(マンスリーマンション)にしたら?」と提案されることが多いようです。
また、ビジネスとして大阪にロングステイするケースも少なくありません。
当社「OneLife」では、とある遊園施設で働く方が、研修のために大阪に3ヵ月ほどマンスリーマンションにロングステイされた例がありました。
⇒ 大阪でロングステイしやすい地域を調べたい方はコチラ
※「長期出張で大阪に来るサラリーマンに人気!住みやすい街5選」のコラムへ飛びます。
京都でロングステイが多い理由
京都も、大阪と同様に国内外問わず観光客が多いです。
四季折々の楽しみ方があるため、ほぼ1年中、観光地として人気が高いのではないでしょうか。
実は京都は、大阪よりもロングステイ需要が高いです。
というのも、実際に京都に行かれたことがある方は分かるかもしれませんが、京都は見たいものがたくさんある一方、その場所が点在しています。
1日や2日ではとても京都を堪能できないので、ロングステイをしてまったり楽しみたいという方が多いことも、不自然ではないでしょう。
寺社・仏閣巡りをゆっくり楽しみたい、シニア層からの人気が高めです。
旅行を長らく趣味にされている方は、”最適な滞在先探しに慣れている”ため、旅行の滞在先としては思いつきにくいウィークリーマンション(マンスリーマンション)も、選択肢に含んでいる傾向があります。
⇒ 京都で安くロングステイする方法を探している方はコチラ
※「格安で京都に連泊する3つの方法」のコラムへ飛びます。
ロングステイの滞在方法の選び方
大阪や京都にロングステイするとして、考えられる滞在方法(宿泊先)は大きく分けて3種類あります。
- ホテルのロングステイプラン
- 民泊
- マンスリーマンション(ウィークリーマンション)
それぞれの滞在方法のメリット・デメリット、そして滞在期間を考慮して、滞在方法を選ぶことがオススメです。
例えば、海外での長期滞在経験がある方は、民泊が意外と落ち着くかもしれません。
また期間でいうと、1週間以内の滞在(ショートステイの範疇になるかもしれません)では、ホテルのロングステイプランを活用し、2週間以上の滞在であればマンスリーマンション・ウィークリーマンションを活用する、という様に使い分けると滞在費用が安く済む傾向にあります。
さらに、ロングステイプラン中のライフスタイルや、自分の性格を想像して滞在する方法を選ぶことが理想的です。
- ベッドメイキングなどのサービスを受けたい
- 朝食サービスを受けたい
- 日中はほぼ観光に出ているし、食事もぜんぶ外で済ませるつもり
- ホテルでは何だか落ち着かない、ロングステイではより不安 …etc
ロングステイに不慣れなうちは難しいかもしれませんが、快適なロングステイ生活を送るために、ぜひしっかりと優先事項を考えてみましょう。
⇒ 各滞在方法のメリット・デメリットを詳しく知りたい方はコチラ
※「大阪に長期滞在するならどんな宿泊方法を選ぶべき?」のコラムへ飛びます。
まとめ ~快適なロングステイ生活を送るための鉄則~
以上、ロングステイに関する様々な情報をお伝えしてきました。
最後に、ロングステイ先・目的・宿泊方法を問わずに言える、快適なロングステイ生活を送るための3つの鉄則をお伝えします。
- 滞在施設の予約はとにかく早めに行うこと
(ロングステイであれば、いきなり日程が決まるケースは少ないはず。
ショートステイ客の予約で各施設が埋まらないうちに予約をしましょう。) - 荷物は極力減らすこと
(買わないでおこうと思っても、お土産などでどうしても荷物は増えてしまいます。
荷物の片付けも大変なので、極力荷物は減らすようにしましょう。) - 滞在施設の設備を確認しておこう
(滞在する場所によって、設備は違います。
先述した荷物を減らすためのポイントにもなるので、
何があって何がないのか、事前チェックは必須です。)
ロングステイをする機会は、転勤族の方でない限り、そう多くある訳ではありません。
ロングステイ本来の意味である”長期余暇滞在”を楽しむ方は特に、観光スポットの調査だけでなく滞在方法の調査にも時間を割いてみて下さい。