京都で長期滞在するなら知っておきたい宿の情報 | 観光向け・出張向け
“和の風景”を存分に味わうことができる京都。
機会があれば、時間をかけてゆっくり観光してみたいという方が、結構多いのではないでしょうか?
ただ京都には国内外問わず観光客が非常に多く、「宿の予約を取るのが難しそう…」というイメージを持たれている方がいらっしゃるようです。
また、「どこに泊まれば便利なのか全く想像できない!」という方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、“観光向け”そして“出張向け”の2パターンに分け、京都に長期滞在する際のなら知っておきたい宿の情報をまとめました。
【観光向け】京都で長期滞在するなら知っておきたい宿の情報
京都は観光スポットが比較的密集している大阪や神戸と違い、京都は1つ1つの観光スポットが離れているので色々まわるために、遠方から京都に観光に来られる方は、海外旅行のように1週間単位の長期滞在をするケースも珍しくはありません。
もちろん1週間以内、3泊4日程度で京都観光をされる方も多くいらっしゃいます。
そのような方に向けた情報を集めたコラムも別にございますので、気になる方は合わせてご覧ください。
⇒ 3泊4日くらいで京都滞在をお考えの方に役立つ情報はコチラ
※「格安で京都に連泊する3つの方法 」のコラムへリンクしています。
京都に観光で長期滞在するならオススメの宿の種類
- 民泊
- 滞在型ホテル
- ウィークリーマンション(マンスリーマンション)
京都に観光で長期滞在するならオススメの宿は、上記3種類の宿です。
“観光”と言えば旅館を想像される方が多いかもしれませんね。
しかし、1週間単位の長期滞在となると、旅館の予約が取りづらく、仮に予約が取れても宿泊料金が高くつくため、肝心の京都観光にお金を回せないといったデメリットが出てきます。
そのため、今回はあえて選択肢から外しています。
― 京都の民泊について
民泊は京都の町屋を改築したものなど、”京都らしさ”を味わえるものが多くあり、宿泊費用も旅館よりは安い傾向にあるので、観光目的の長期滞在にはオススメです。
しかし、エアビーアンドビーなど手軽に予約ができるサイトの普及などで民泊の利用率自体が上がり、観光シーズン(春・秋)には長期予約が取りづらい傾向があります。
⇒ 民泊の特徴について詳しく知りたい方はコチラ
※「出張で民泊を利用するメリットとデメリット」のコラムへリンクしています。
― 京都の滞在型ホテルについて
京都には、長期観光需要の高さから“滞在型ホテル”と呼ばれる宿泊施設が比較的多くあります。
「滞在型ホテルって何?」と思われる方に簡単にその概要を説明しますと、”ホテルとウィークリーマンションの中間”のような宿です。
ホテルのようにシャンプー・リンスなどのアメニティー(消耗品)が置かれていて、テレビなどの家電もあります。
しかし、ウィークリーマンションほどたくさんの家具・家電が揃っているわけではありません。
テレビについては通常のホテルでも設置されていることが一般的なので、要はロングステイに特化したホテルだと認識していただければいいと思います。
京都に観光で長期滞在するならオススメのエリア
※京都・四条烏丸通り周辺
京都は地形も地名も独特であり、どこを観光拠点にすべきか全く想像もつかないという方も少なくないでしょう。
1番いいのは、その旅行のメインの目的地に行きやすい宿を取ることです。
京都を全体的に散策される方は、東西南北へ電車移動しやすい四条烏丸エリア、京阪電車を使った移動がしやすい河原町エリアへの滞在がオススメです。
ただ、移動手段を電車メインで考える必要はありません。実は京都は、電車移動よりもバス移動の方が便利だと言われています。
必ずしも駅近の宿でなくとも、バス停が近ければ観光に便利な場合があるので、駅近にこだわりすぎずに宿を探してみましょう。
駅近だけに絞り込まなければ、観光シーズンでも空きがあり、料金も手頃な宿が見つかるかもしれません。
【出張向け】京都で長期滞在するなら知っておきたい宿の情報
京都に長期滞在する理由は、もちろん観光だけではありません。
京都に本社・支社を持つ企業は意外と多く、出張で京都に長期滞在するケースもあると思います。
“観光での長期滞在”と”出張での長期滞在”では、出張での滞在期間の方がずっと長い傾向にあります。
そのため勤務地へのアクセスの良さだけでなく、住環境の良さも考慮しなくてはいけません。
京都にビジネスで長期滞在するならオススメの宿の種類
- 滞在型ホテル
- ウィークリーマンション(マンスリーマンション)
先述した「京都に観光で長期滞在するならオススメの宿の種類」に入っていた民泊は、選択肢から外れました。
全国的にビジネスパーソン向けの民泊は増えつつあるのですが、やはり京都においては”日本らしさ”が味わえる観光客向けの民泊の方が多いですし、ホテルを予約できなかった観光客が民泊へ流れるため、出張であれば珍しくない月単位の宿泊が難しいケースが見られます。
そこで、”滞在型ホテル”と”ウィークリーマンション(マンスリーマンション)”のどちらかで宿を取ることが無難ですが、どちらにするのがいいかは、滞在期間やどんな生活を送りたいかによって異なります。
― 1週間単位の出張で消耗品を用意することが面倒なら滞在型ホテル
1週間単位の出張であり、なおかつシャンプーやリンスなどの消耗品を用意するのが面倒だなという方は、滞在型ホテルへの宿泊が向いています。
ただし、先述したように生活に必要な家具・家電がウィークリーマンション(マンスリーマンション)のように揃っているわけではないため、1ヵ月から半年くらいの長期滞在を予定している方には向いていません。
― 1週間以上の出張で普段通りに近い生活をしたいならウィークリーマンション(マンスリーマンション)
ウィークリーマンション(マンスリーマンション)には、ホテルのような消耗品は付いていないですが、キッチンや掃除機、洗濯機などの生活に必要な設備はひと通り揃っています。
そのため、長期間京都に滞在する場合でも、普段通りに近い生活を送ることができるので、「自分の普段通りの生活が送れないとストレスになる」という方には、ウィークリーマンション・マンスリーマンションの利用が向いています。
また、ウィークリーマンション・マンスリーマンションは利用期間が長くなるほど、1日あたりの宿泊料金が安くなる傾向にあるため、1ヵ月以上の滞在なら格安民泊と同程度かそれ以下の費用で済ませることができます。
⇒ ウィークリーマンション(マンスリーマンション)の設備を詳しく知りたい方はコチラ
※「マンスリーマンションに付いている家具・家電」のコラムへリンクしています。
京都に出張で長期滞在するならオススメのエリア
※京都・京都駅周辺
京都には大阪のように極めて目立つオフィス街はありませんが、烏丸通りの南北・河原町通りの東西に、比較的多くの企業が集まっています。
上記通りにある企業へ通いやすいのは、烏丸御池・四条烏丸・五条・河原町・京都駅付近の宿です。
ただし、烏丸通りや河原町通りからは遠く離れた場所が勤務地になるケースも多く、その場合近くに民泊やウィークリーマンション(マンスリーマンション)が無いこともあります。
勤務地の近くに長期滞在に適した民泊や滞在型ホテル、ウィークリーマンション(マンスリーマンション)が無い場合は、下記3点の中からいずれかを重視して、別の滞在エリアを決めましょう。
- 通勤にかかる費用が安く済む
- 通勤にかかる時間が短い
- 通勤が楽に済む(乗り換えが少ない、始発駅から通勤できるなど)
当社OneLifeはウィークリーマンション・マンスリーマンションを取り扱う会社ですが、実際に「勤務地がこんな遠い場所にあるんですけど、どうやって行けばいいのでしょうか?」と、アクセス方法を含めた物件の相談をいただくことが多いです。
上記のような相談をいただきましたら、「このエリアの物件からなら、お客様の会社まで○○電車に乗り、○○分くらいで通勤できるのではないでしょうか?」などと、長期滞在するマンスリーマンションを決める時の参考になるような情報をできる限り調べて、提供しております。
まとめ
人気エリア | おすすめの宿 | 宿を決めるポイント (費用以外) |
|
---|---|---|---|
観光向け | ・四条烏丸 ・河原町 |
・民泊 ・滞在型ホテル ・ウィークリーマンション (マンスリーマンション) |
短めの滞在ならアクセス重視、 長めの滞在なら設備を重視。 |
出張向け | ・烏丸御池 ・四条烏丸 ・五条 ・河原町 ・京都駅周辺 |
・滞在型ホテル ・ウィークリーマンション (マンスリーマンション) |
長期滞在に適した宿は少ない 傾向にあるので、電車・バス通勤を 前提でエリアを絞り込む |
以上、京都で長期滞在するなら知っておきたい宿の情報をまとめてみました。
京都は、神戸・大阪と違い、人が多く集まる時期が分かりやすいことが特徴です。
特に、紅葉シーズン(10・11月)・花見のシーズン(4月)は、国内外から京都に多く人が集まり、各宿泊施設の予約が埋まっていくのが非常に早いです。
この時期に観光をされる方やあらかじめ出張が決まっている方は、とにかく早めに宿の手配をすることをオススメします。
11月現在当社「OneLife」でも、ホテルのロングステイ予約を取れなかった方から、多数のお問い合わせをいただいております。
ウィークリーマンションは、ホテルのロングステイ予約が取れなかった場合の代替案として有効ですので、ぜひお役立て下さい。
京都や大阪でロングステイが人気の理由について、詳しく触れたコラムもありますので、気になる方は合わせてご覧ください。
⇒ 大阪や京都でのロングステイが人気の理由について知りたい方はコチラ
※「大阪や京都でのロングステイが人気の理由」のコラムへリンクしています。