京都の短期賃貸物件を探す人が知っておきたい情報特集|おすすめエリアは?観光も満喫するなら?
京都と言えば、古き良き日本の街並みが残る古都。
日本の代表的な観光地です。
そのため、観光客の人数も年内を通して多く、「会社の出張で京都にしばらく滞在する」といった方にとっては、さまざまな不安がつきものでしょう。
「どこに滞在すれば住みやすいのか?」「便利な路線はどこ?」「交通機関の混み具合は?」などなど、疑問が尽きませんよね。
今回は、京都で短期賃貸物件をお探しの方が、知っておくと役に立つ情報をお伝えします。
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短期賃貸で住む前に押さえたい京都の基本情報
京都は観光地のとしての情報は巷であふれているものの、しばらくの間住むとなるとちょっと違った目線で京都のことを知っておきたいもの。
ここでは、京都に滞在するにあたって知っておきたい基本のエリア情報と、京都の交通機関について説明します。
京都のエリア情報
京都駅を中心として、市街地を東西南北で大まかに分けて説明します。
京都はメインの観光地が一か所に固まっておらず、東西南北で分かれているため、誰もが聞いたことのある名所も各地にあり、その合間に住みやすいエリアがあるといった特徴があります。
北はオフィス街で、さらに奥は緑豊かなエリア
京都駅から北側に出ると、線路沿いに下京区エリアが広がっています。
下京区は、京都タワーをランドマークとして、京都の中でも最大の商業地で栄えている場所です。
京都は観光地が点在しているという土地柄からか、大阪や東京のように各駅に大きなオフィス街があるというよりも各地に点在しています。
ただ、下京区の烏丸・四条駅エリアは人気のオフィス街でビルが立ち並んでおり、さらに北にある中京区も二番目に栄えるオフィス街として有名です。
京都への長期出張者の中にも、下京区・中京区に目的地がある方も多いかと思います。
さらに、北の上賀茂・下鴨や大原・鞍馬と北へ上るにつれて川や緑、山里など豊かで、自然が楽しめるエリアが広がります。
西は京都と言えばの観光地・嵐山があるエリア
京都の西側には、「京都と言えば嵐山」と言っても過言ではない、人気の観光スポットがあるエリアです。
週末の嵐山は年中混雑していますが、特に紅葉の季節は人気があります。長期滞在だとすると、観光地付近の物件は避けた方がよいでしょう。
一方で、西の中でも、西京区の桂駅周辺は閑静な住宅街が広がっており、ショッピングモールやドラッグストア、スーパーなど生活必需品のお店が揃っているため住むエリアとして人気があります。
また、桂川や京都らしい桂離宮などの建物もの残っているため、自然の豊かさ、京都らしさ、利便性を兼ね備えたバランスのよいエリアでしょう。
東は観光地とファミリー向けエリアが共存
東側には、清水寺や銀閣寺など定番の人気スポットがあります。
住むエリアとしては、山科区が家賃がリーズナブルな上に、教育機関も充実しているため、ファミリー層から人気を集めています。
山科駅は、私鉄も含め4路線が乗り入れており、電車で京都駅まで5分、大阪駅まで35分と抜群のアクセスの良さが魅力です。
特に、山科駅から北側のエリアは基本的に治安がよいとされており、ファミリー世帯の他、学生からも人気を集めています。
南は物価が安いが治安に注意なエリア
南側には、高級茶の産地として有名な宇治があり、平等院や宇治上神社などの観光スポットはあるものの、北・東・西に比べると観光客は少ないので、その点が利点と言えるでしょう。
家賃も他のエリアに比べると安い傾向にあります。
ただ、南エリアは治安に注意すべき場所もあるので、よく調べてから住むことをおすすめします。
京都の交通機関情報
都心部では珍しいことですが、京都の交通機関は鉄道よりもバスが発達しており、移動手段の主流です。
土地柄からか鉄道の路線数が少なく、地下鉄は烏丸線と東西線の2つの路線しか通っていません。
また、バスは、市営・京都・阪急など数多くの路線が通っており、数分ごとに運行しているバスは大変便利です。
主に利用したい便利なバスには、下記等あります。
- 4号・17号系統:京都駅から四条方面に向かう
- 93号系統:東・北・西をカバーする
- 100号系統:清水寺方面に向かう など
京都ならではの事情!短期賃貸物件を探す前に知っておきたい4つのコト
次に、京都ならではの事情を踏まえ、短期賃貸物件を探す際に気をつけたい4つのコトをお伝えします。
1. 渋滞・混雑を避けるために鉄道を利用する
基本情報でお話しした通り、京都の交通機関はバスがメインです。
そのため、観光客もバスの利用者が多く、特にトップシーズンは大変混雑します。
それに伴って、道路の交通量も多いので渋滞も起こりやすく、バスの時間があてにならないので、通勤者は注意が必要です。
そこで、特に長期出張で滞在される通勤者は、あえて鉄道を活用するのがおすすめ。
勤務先最寄りの駅に乗り入れる路線を調べて、路線図の中から短期賃貸物件を選びとよいでしょう。
2. 紅葉と花見の季節に借りる時は早めに予約する
京都は10月・11月の紅葉シーズンや、3月・4月のお花見シーズンは、特に観光客の数が増えます。
観光地を彩る紅葉や桜の散策を楽しもうと、各地から人が集まり、宿泊施設も混雑します。
「ホテル予約が取れなかった・・」といった方から、当社One Lifeへも「観光のために短期賃貸物件を借りたい」とお話しを頂くことが多いです。
この時期に京都で滞在される予定のある方は、短期賃貸物件・ホテルを含めて宿泊先の確保が難しくなるので、早め早めの行動をおすすめします。
3. よそ者を受け入れにくい文化に配慮する
京都は「よそ者を受け入れない文化」とよく聞きます。
京都はその昔、中心部である上京区・中京区・下京区辺り一帯を洛中と呼び、中心以外のエリアを洛外と呼んでいました。
洛中の人は、「洛中だけが本当の京都」「京都の中心部である洛中と洛外では同じ京都ではない」という考える人が多い風潮がありました。
洛中に住んでいることがプライドであるかのような文化が、現在でも、特にお年寄りの中では根付いており、その考えが「よそ者を受け入れない文化」の根底にあると考えられます。
京都の中に住んでいるでさえそうので、他の地域の人となると、さらにという所でしょうか・・
ただ、悪気があるわけではないので、相手を立てることを意識してコミュニケーションを取るよう気をつけるとよいでしょう。
4. 御用達できそうな飲食店・スーパーがあるかチェックする
京都は観光地なだけあって、飲食店は豊富にあるのですが、観光地価格で値段が高めのお店が多いです。
また、景観を配慮してか、スーパーも少ない傾向にあります。
日頃の飲食や日常品の買い出しに困らないように、最寄駅やエリアを探す際には「日常使いできる飲食店があるか」「スーパーがあるか」といった点は必ずチェックしましょう。
京都で短期賃貸物件を借りるには下京・中京エリアがおすすめ
京都の交通事情を考慮すると、数週間から数カ月の短期滞在には下京・中京エリアがおすすめです。
商業施設の多いエリアまで、場所によっては徒歩圏内で交通機関を使用する必要がないですし、地下鉄の烏丸線などを使用して、訪問先がある場合にも利便性がよいためです。
もちろんバスも多く走っているため、バスと鉄道を組み合わせて移動するのもよいでしょう。
下京・中京エリア内で、特におすすすめの住みやすいエリアを3つ紹介します。
1. 京都の趣を感じられる烏丸御池駅エリア
烏丸御池駅周辺は、京都生まれの人からも「住みたい!」と人気のあるエリアです。
昔ながらの京都を感じさせる観光スポット・二条城や京都御所が徒歩圏内にあり、おしゃれなお店が多いのが人気のヒミツでしょう。
街並みは京町屋の並ぶ路地がレトロな雰囲気で、古き良き京都を味わえます。
また、スーパーも徒歩圏内に複数あり、オフィス街・繁華街である四条・烏丸エリアへも徒歩で行けるため、利便性も高さも魅力です。
2. 生活利便性の高さが魅力の西院駅エリア
西院駅エリアは、駅前に家電量販店、書店など日常的に利用した店舗が取り揃っており、日常使いできる飲食店も豊富です。
駅から徒歩圏内に中規模のスーパーが4店舗あり、食品の買い物にも困りません。
また、西院駅は阪急京都線と京福電鉄嵐山本線が通っており、乗り換えの駅でもあるので、比較的電車で座りやすいのも魅力。
中心街へのアクセスがよい割に、家賃が低めで暮らしに便利な商業施設が揃っていることから、暮らしやすいと人気を集めています。
3. 圧倒的な交通利便性と自然の癒しがほしいなら京都駅エリア
抜群の交通利便性を選ぶなら、京都駅がおすすめでしょう。
新幹線をはじめ6路線が乗り入れており、バスの発着本数も抜群に多いです。
「京都駅なんて家賃が高いのでは?」と思われますが、実は烏丸四条や烏丸御池と比べると家賃相場は低め。
案外スーパーも4軒ほどあり、しばらく暮らす分には十分そうです。
洗練された都会の雰囲気も楽しめますし、鴨川も徒歩10分程度で徒歩圏内なので、案外自然に癒しを求めることもできるおいしいエリアです。
京都で短期賃貸物件に住んでいる間の1日で行ける観光スポット
京都の賃貸物件に住んでいる間、週間など空いた時間は、せっかく京都にいるなら観光を満喫したいですよね。
これまで、ご紹介させて頂いた通り、京都は見ておきたい観光スポットが東西南北に点在しており、訪問する観光スポットの組み合わせによっては移動にかなりの時間を取られてしまいます。
数カ月と長めに滞在予定の方は、滞在期間中にゆっくりと行きたい観光スポットに巡ることができますが、中には「観光に使える休みが1日しかない」という方もいらっしゃると思います。
そんな、「時間がないけど観光も満喫したい!」という方は、下記の順番で見どころのあるスポットを効率よく巡ることをおすすめします。
<厳選!京都の観光スポット巡り1日プラン>
南禅寺
⇓ 徒歩で約5分
蹴上インクライン
⇓ タクシーで約10分
祇園で京懐石のランチ
花見小路通
⇓ 徒歩で約10分
青蓮院門跡
⇓ 徒歩で約15分
八坂庚申堂
⇓ 徒歩で約1分
八坂の塔
⇓ 徒歩で約15分
清水寺
住みやすい短期賃貸物件を選んで京都を満喫しよう!
短期賃貸物件はマンスリーマンション・ウィークリーマンションとも呼ばれ、1週間以上の短期からお部屋を借りることができます。
また、家具家電付きなので引っ越しのような面倒な手続きが必要なく、長期出張や受験、長めの観光など一時的に滞在する際に、使用されるマンション・アパートです。
京都は”観光”のイメージが先行してしまいますが、その中にも居住エリアがきちんとあり、住みごこちが良い・悪いももちろんあります。
今回見てきた情報をご参考に、アクセス・街の雰囲気・治安面・お部屋の条件など優先順位を決めてから、短期賃貸物件を決めてはいかがでしょうか?
当社One Lifeは東京・関西の短期賃貸物件に強い不動産です。
お客様の条件にぴったりの物件を紹介させて頂きますので、ぜひ一度、One Lifeまでご相談ください!